シニア層が抱えるさまざまな社会課題に取り組む企業、ラポール株式会社が新たに開設したオンラインコミュニティ、「あしたの窓口 おもしゃいサロン」に関する情報をご紹介します。このコミュニティは、各種ライフエンディングに関連する問題を専門家に相談することができる平台であり、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」を導入しています。
ラポール株式会社は、医療ケアから葬儀後の手続きまで、シニアの生活を支えるための包括的なサービスを提供しています。其の中で、特に終末期医療、葬儀、相続といった重要なライフステージにおける問題解決に向けて積極的に取り組んでいます。社訓の「つなげるつながるラポール」には、顧客や地域社会との良好な関係を築くことで、より良い社会の実現を目指すという強い意志が込められています。
このたび始まった「おもしゃいサロン」は、保険や介護、葬式、相続に関する自分の疑問を、似た悩みを持つ仲間たちと共に解決する場として設計されています。参加者は、専門家からの無料相談を通して、具体的な手続きや準備の必要性について学び、自分自身のライフエンディングについて考えるヒントを得ることができます。例えば、「何から始めればいいのか?」や「自分に必要な準備は?」「子供たちに迷惑をかけたくない」などの悩みを持つ方々が集い、それぞれの経験や知識を分かち合うことができます。
さらに、定期的に落語や大道芸のイベントが開催されるほか、人形供養祭などの特別な行事も予定されています。これにより、コミュニティとしての絆を深め、参加者同士が親しみやすく、楽しげな交流を図ることが可能となります。参加を希望する方は、公式サイトから簡単に登録ができるため、興味のある方はぜひチェックしてください。
また、マーケティング戦略部の部長増井文吾氏は、コミュニティの必要性についてこう答えました。「シニアライフの課題を解決する商材が多様化する中で、それぞれの知識を持ち寄り、融合させる必要性を感じています。私たちは、Communeとともにこの価値ある挑戦を進めていきたいと考えています。」
その中で、なぜCommuneが選ばれたかについての理由も聞くことができました。増井氏は、「事前にデモを用意してもらったプレゼンが非常に印象的でした。また、ノーコードでの運用が可能で、効率的にコミュニティ運営にリソースを集中できる点が大きな理由の一つでした」と語ります。
コミュニティを運営する石田温子氏も、地域に根付いた良好な顧客関係を築くことを目指し、「賑やかで親しみのあるコミュニティにしていきたい」と期待を寄せています。
最近では、オンラインコミュニティの重要性がますます高まっており、さまざまな分野での利用が進んでいます。このような形式でのサポートが、シニア層にとって非常に大きな助けとなることでしょう。今後も、ラポールとCommuneの両社が展開する新たなサービスに注目していきたいと思います。