ノリタケ、ミラノデザインウィーク2025で新たな挑戦
愛知県名古屋市に本社を置くノリタケ株式会社が、2025年4月に開催される世界的なデザインイベント「ミラノデザインウィーク」で新たに4つのシグネチャーコレクションを発表します。これらのコレクションは、ALCOVA(アルコーバ)内のVilla Borsani(ヴィラ・ボルサーニ)で展示され、現代の食卓を彩る彫刻的なテーブルウェアが特徴です。
ノリタケの新たな試み
今回の「Noritake Design Collection」では、高級家具ブランド「STELLAR WORKS」の創業者、堀 雄一朗氏をクリエイティブディレクターとして迎え、世界的なデザイナーとの協力によって新たなシグネチャーコレクションが誕生します。特に注目のコラボレーション相手は、2025年の「MAISON&OBJET」で「Designer of the Year」に輝いたイギリス出身のデザイナー、Faye Toogood(フェイ・トゥーグッド)です。彼女は限定作品のデザインと展示スペースの演出を担当します。
Faye Toogoodとの特別な出会い
Faye Toogoodは、その独自のデザイン哲学で知られ、ノリタケの伝統と革新を融合させるための特別なプロジェクトに関与しています。彼女とのコラボレーションによって、日常の食事だけでなく、テーブルを飾る彫刻的なアイテムが生み出される予定です。
他のデザイナーとの驚きのコラボレーション
ノリタケの新しいコレクションには、Faye Toogood以外にも様々なデザイナーが参加しています。AB Conceptの共同設立者、Ed Ng(エド・ウン)とはバングルコレクションをデザインし、さらにはフランク・ロイド・ライト財団との連携で帝国ホテルのデザインアーカイブに基づいた新しい製品も登場予定です。また、プロダクトデザイナーのMarc Newson(マーク・ニューソン)とのコラボレーションもあり、ノリタケの伝統と現代のデザインが一つに融合する瞬間を楽しむことができます。
さらに、Boutique Design New York 2024で発表した、Yabu Pushelberg(ヤブ・プッシェルバーグ)との協業によるテーブルウェア「HOSHIKAGE」も紹介されます。
展示会の詳細情報
この特別なコレクションの内覧会は、2025年4月6日(日)に記者向けに行われ、その後一般公開が4月7日(月)から13日(日)まで実施されます。一般公開の時間は毎日10:00から19:00までです。イベントの開催場所は、イタリア・ミラノにあるALCOVA(アルコーバ)内のVilla Borsani(ヴィラ・ボルサーニ)です。
参加予約
一般公開の来場予約は、以下のリンクから可能です:
予約リンク
さらに詳しい情報
ノリタケの広報室に関するお問い合わせは以下の通りです:
おわりに
デザインがどう進化していくのか、そしてノリタケがどのように新たな視点を取り込みながら料器の世界を築いていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。2025年のミラノデザインウィークが待ち遠しいですね。