第7回 大央オーナーズサロン 開催報告
2026年9月8日、福岡市のONE FUKUOKA CONFERENCE HALLにおいて、「第7回 大央オーナーズサロン 不動産経営セミナー 相続対策編」が盛大に開催されました。多くの参加者が集まり、相続や資産承継についての貴重な知見を得る機会となりました。
不動産と人の関わり
株式会社大央の代表取締役社長、松岡恭子氏が冒頭に挨拶を行い、不動産が持つ変化する要素について言及しました。不動産は物理的に動かない存在である一方で、周囲の環境やその所有者の状況、利用形態は常に変わっていくと強調しました。その中でも、特に相続や認知症といった状況は、家族と不動産との関わり方に大きな影響を与えるため、事前に考えておくことが重要であると述べました。
生前の相続対策
第一部では、木下法律事務所の弁護士、木下比奈子氏が「生前にできる様々な法的相続対策」について深く解説しました。相続の備えを、元気な時、判断能力が低下した時、亡くなった後という三つの段階に分けて考えることの重要性が強調されました。
特に不動産オーナーには、賃貸借契約や管理業務を誰が行うかを元気なうちに考えることが求められます。この段階での準備が、将来的なトラブルを防ぐためのカギであるとアドバイスされました。
最新の相続税改正について
第二部では、中川税理士事務所の税理士・行政書士、中川真紀氏が「最新の相続税の改正と今後の対応策」というテーマで講演しました。相続税や贈与税の最近の動向を解説し、民事信託を利用した資産承継の方法についても触れました。
参加者は、税負担だけを重視するのではなく、それぞれの家庭を取り巻く状況を整理することが、誰に何をどのように残すかを考える上で重要であることに気づきました。
福岡における不動産動向
第三部では、大央の売買営業部の部長、田中清隆氏が「福岡における不動産動向と大央の取組み」について紹介しました。相続後の不動産売却や、施設入居費用を確保するための売却など、さまざまなケースにおける選択肢が論じられ、正しい判断には多角的な視点が必要であることが述べられました。
質疑応答で見えた参加者の悩み
質疑応答のセッションでは、参加者から多くの具体的な質問が寄せられました。中には事業承継や遺留分、遺言の種類、相続前後の不動産売却に関する悩みなどがありました。これらの質問から、参加者が抱える悩みは制度名を知ること以上に、自分のケースにおいて何をすればよいのかという点であることが浮き彫りになりました。
主催者の思い
最後に、株式会社大央の副社長、松岡泰輔氏が閉会の挨拶を行いました。
彼は、各家庭の事情に応じた相続や資産承継が大切であることを改めて強調し、地域密着の不動産会社としての役割を再確認しました。参加者が「何から相談すればよいかわからない」と感じる場合でも、まずは現状を話すことから始めてほしいと呼びかけました。
このように、大央オーナーズサロンは単なる知識を得る機会にとどまらず、参加者それぞれの家庭や事業の背景に目を向けた実践的な場であり続けることを目指して今後も開催されていく予定です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社大央
- - 代表者: 代表取締役社長 松岡恭子
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区天神一丁目11番1号 ONE FUKUOKA BLDG.12階
- - 事業内容: 不動産仲介、不動産管理、不動産コンサルティング、リノベーション事業など
- - 公式サイト: 大央 公式サイト
※本記事は当日の講演内容を基にしています。法務・税務の適用は個々の事情により異なるため、専門家にご確認ください。