輸入車オーナーのリアルな声：次の選択肢は国産もアリ？

輸入車に特化した買取サービス「外車王」を展開しているカレント自動車株式会社が、輸入車に興味を持つ110名を対象に、次の車選びに関する調査を実施しました。この調査では、輸入車オーナーの乗り換えの意向やその理由に焦点を当てています。

調査結果の要点

- なんと、約33.6%のオーナーが次も輸入車を選びたいと強く感じています！
- ドイツ車が依然として人気ですが、トヨタなど国産車の需要も高まっています。
- 時代は変わり、価格やデザイン、走行性能のバランスを重要視する傾向が浮き彫りに。

調査の背景

近年、円安の影響もあって輸入車の販売価格は高騰しています。そんな中、輸入車オーナーの中には「次も輸入車を選ぶかどうか悩んでいる」という声も多く寄せられています。そこで、外車王はアンケートを通じて実際の声を集めました。調査方法はインターネットを利用し、期間は2025年5月13日から5月19日まで行われました。

調査対象

- 調査機関：自社調査
- 調査対象：輸入車に関心のある110名の男女

調査内容

調査は以下の質問から成り立っています。
1. 次も輸入車を選びたいですか？
2. 次に乗り換えたいメーカーはどこですか？（複数選択可）
3. 乗り換えの際に最も重視するポイントは？（複数選択可）

乗り換え意向の結果

「次も輸入車を選びたい」と答えた人は、さまざまな意見がありました。具体的には、強くそのように思うと答えたのは33.6%、できれば選びたいという人は21.8%でした。合計で55.4%が輸入車への前向きな姿勢を見せています。一方で、約44.6%は「こだわらない」「国産車にしたい」と回答しており、およそ半数は選択肢を広げる傾向にあることが伺えます。

この結果は、特に「こだわらない」と回答した人が全体の約4人に1人に達している点からも、円安による価格上昇が影響している可能性があります。

乗り換え時の重視ポイント

調査の結果、乗り換えの際に重視するポイントとして最も支持を集めたのが「価格（購入時・維持費）」で、68票。次に「デザイン」（65票）、そして「走行性能」（48票）と続きました。

「価格」と「デザイン」のニーズがほぼ同数で、合理性だけでなく感性も重視されていることが明らかになりました。また、走行性能と信頼性も重要視されている結果から、輸入車オーナーはブランドイメージにとらわれず、実用性や安心感を求めていることが浮き彫りになっています。

今後の展望

この調査から、輸入車ユーザーの価値観が変化していることが明らかになりました。「次も輸入車を選びたい」という声は一定の支持を受けつつも、より現実的な選択肢としての国産車への関心が高まっています。メルセデスやBMWといった高級車が人気である一方で、トヨタが高い評価を得ているのは特筆すべき点です。今後、外車王は輸入車市場の動向を引き続き注視し、ユーザーにとって有益な情報を提供していく所存です。