壱岐市と株式会社PoliPoli、エンゲージメントパートナー協定を結成!
長崎県壱岐市と株式会社PoliPoliが、未来の地域づくりに向けて新たな一歩を踏み出しました。「エンゲージメントパートナー協定」が締結され、両者は持続可能な地域づくりを目指すことで一致しています。
エンゲージメントパートナー制度とは?
壱岐市が推進するこの制度は、地域に愛着を持つ企業などとの強固な関係を築くことを目的としています。これにより、壱岐市は地域の特性を活かした多様な施策を展開できるようになります。今回は、その一環としてPoliPoliが加わりました。
双方の目指す方向性
PoliPoliは、有人国境離島法や二拠点居住促進法など、壱岐市が抱える地域課題の解決に必要な知見や資源を提供します。また、SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)を駆使した「自治体共創ファンド」を立ち上げ、地域社会のさまざまなニーズに応じた解決策を模索します。この新たなファンドは、資金調達から成果の保障まで、官民連携の強化に寄与することが期待されています。
壱岐市と市長の意気込み
壱岐市の篠原一生市長は、今回の協定締結に対し「市民や地域事業者、エンゲージメントパートナー企業が共に協力することが大切だ」と述べ、新しいまちづくりへの期待を語っています。2050年には人口を2万人に維持する目標を掲げており、地域の幸福度を実感できる環境を作るため、挑戦を続ける意向を示しました。
PoliPoliの視点
一方、PoliPoliの伊藤和真代表取締役も「壱岐市は未来の地域づくりに大きな可能性を持っている」と強調。すでに国家プロジェクトにも採択された二拠点居住促進法を引き合いに、地域の課題に対してともに取り組む姿勢を明確にしています。この協定を通じて、彼らのノウハウやリソースを最大限に活用し、持続可能な地域生活のモデルを共創していきたいとの考えを示しました。
まとめ
壱岐市とPoliPoliのエンゲージメントパートナー協定は、地域活性化の新しい風を吹き込むものとなるでしょう。市民と事業者、地域の様々な資源が一体となり、未来に向けた挑戦を続ける壱岐市の姿勢は、今後の地域づくりの一つの模範となることが期待されます。地域の課題解決に向けて共に歩むPoliPoliと壱岐市の活動に、今後も注目していきたいですね。