リップスカンパニーの革新への道
株式会社リップスカンパニーは、2025年に設立25周年を迎えるにあたり、新たな「近未来経営計画」を発表しました。この計画は、ホテルハウスキーピング業のリーダー的な役割を担うことを目指し、業界の品質向上や待遇改善に取り組むことを目的としています。
新しい挑戦とアカデミーの設立
リップスは新たに『ホテルハウスキーピング業アカデミー』を開設し、「生産性」と「高品質」を同時に育成することに力を入れています。これにより、誇りを持って働ける環境を整えるというビジョンを掲げ、教育の強化を図る方針です。
具体的な取り組みとして、まず一昨年に構築した基準書『LQMS』を活用し、ホテルの商品の価値向上に努めています。2024年12月には第2研修センターが完成予定で、ここでは座学と実地研修を一貫して行い、ホスピタリティを提供するための多様な仕組みが整えられます。さらに、社員やルームアテンダントのスキルが標準化され、リップスカンパニーの認知度も向上していく見込みです。
デジタル化で業務を効率化
リップスカンパニーは、ホテルハウスキーピング業務のデジタルシステム化にも取り組んでおり、求人から採用、オリエンテーション、OJTまでの流れをデジタル化しています。特に、経験が少ないスタッフや外国人スタッフ向けの教育が必須であり、業務システムの開発が進められています。現在、開発は70%の進捗を見せており、フランチャイズ展開が容易になる環境が整ってきています。
外国人スタッフへの教育
また、リップスでは外国人管理者やホテルマンの教育・派遣業にも力を入れています。人種や国に関係なくPDCAを回すことができるマネジメントスタッフを育成し、2025年1月には派遣業の認可を取得する予定です。外国人労働者が80%以上を占めるホテルハウスキーピング業界において、教育の重要性が増しています。
キャリアパス制度でモチベーション向上
社員のモチベーションを高めるため、リップスカンパニーではキャリアパス制度を導入しています。これにより、社員が積み上げた経験や知識を活かすことで成長できる機会を提供しています。
SDGsプロジェクトへの取り組み
さらに、リップスカンパニーの計画はSDGsの理念にも合致しています。2024年からスタートするSDGsプロジェクトでは、兵庫県尼崎市のSDGsパートナー企業、及びひょうご産業SDGs推進宣言企業に登録されています。現在、「ひょうご産業SDGs認証事業」の申請中で、2025年には「アドバンスト認証」を取得予定です。
まとめ
リップスカンパニーの第2研修センターは、社員一人ひとりのスキルアップと業界全体の成長に寄与する重要なステップです。これからの取り組みに期待が寄せられています。
会社概要
- - 商号:株式会社リップスカンパニー
- - 代表者:代表取締役 林幸海
- - 所在地:〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町8丁目8-24
- - 設立:2000年8月
- - 事業内容:ホテルサービス・ビルメンテナンス・マンション清掃管理・消毒サービス・エステサロン運営
- - 資本金:5,000万円
- - URL:リップスカンパニー公式サイト
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