中国の大手回路保護メーカー、BrightKing社が日本市場に進出
中国に本社を置くBrightKing社(君耀電子)は、2018年10月より新電機材株式会社との提携を通じて、日本市場に本格参入します。この提携を受け、回路保護部品の販売を開始することとなりました。新電機材は、マックエイト製品のトップ代理店として知られ、全国規模の商流を持つ企業であり、BrightKing社の製品の需要を掘り起こす役割を果たします。
BrightKing社の概要
BrightKing社は2001年に創立され、電子回路を静電気放電(ESD)やサージ(雷などによる突発的な高電圧の現象)から保護するための電子部品の開発と販売を行っています。創業以来、厳格な品質管理に基づいて業績を拡大し、2014年には台湾証券取引所に上場。さらに2015年、2016年には中国電子産業企業ランキングのトップ100にランクインしました。
日本市場への進出理由
日本には自動車や通信などの分野で世界的に有名な企業が多く存在しており、これらの市場には高品質で価格競争力のあるBrightKing社の回路保護製品に対する持続的な需要が見込まれています。新電機材との協力により、その需要を掘り起こし、日本国内での販売を促進できると考えています。
ターゲット分野と供給製品
日本市場では、セキュリティシステムやテレコミュニケーションズ、電源関連、オートモーティブ、家庭用電子機器など、主要な産業分野への販売に注力します。提供される製品には以下のような回路保護部品があります:
- - MOV(金属酸化物バリスタ)
- - TVS(過度電圧抑制ダイオード)
- - GDT(ガス入り放電管)
- - SPG(サージ保護サイリスタ)
- - PPTC(ポリマーリセッタブルヒューズ)
- - ESD(ESD保護ダイオード)
- - TSS(サージ保護サイリスタ)
- - NTC (NTCサーミスタ)
これらは全て国際的な安全認証を取得しており、品質が保証されています。
新電機材株式会社の役割
新電機材株式会社は、1967年に設立された株式会社マックエイトのトップ代理店であり、全国の電子部品商社やメーカーに対して安定した部品供給を行っています。高い信頼性を持ち、マーケットでの認知度を高めるために多様な取り組みを行っています。
販売方法と戦略
BrightKing社の日本におけるブランド認知度を向上させるため、以下の施策を実施します:
- - 展示会への出展
- - 半導体・電子部品商社との連携を通じてエンドユーザーへの製品紹介
- - ウェブサイトやソーシャルメディアを活用した情報発信
- - 製品サンプルの無償配布
これらの活動を通じて、強固な販売網の構築を目指し、日本市場での成功を収めることを期待しています。新電機材株式会社は、BrightKing社の成果を最大化し、日本国内でのシェア拡大に貢献していく所存です。
お問い合わせ先
新電機材株式会社
〒101-0021
東京都千代田区外神田2-2-13
担当:廣田
TEL:03-3253-7439
Web:
www.brightking.jp