触文化への招待展が東京で特別開催
日本の伝統技術を身近に感じられる「工藝はさわらないとわからない~触文化への招待~」展が、2023年6月2日から4日まで東京都新宿区の茶道会館で行われます。このイベントでは、日々の生活に根づく「匠」の技術や作品を展示し、触れることでその魅力を実感できる機会が提供されます。入場は無料で、事前に申し込みの手続きも必要ありません。
開催詳細
- - 日時: 2023年6月2日(金)から6月4日(日)まで
2日(金)13:00~17:00
3日(土)・4日(日)10:00~17:00
- - 場所: 茶道会館(東京都新宿区高田馬場3-39-1)
- - 入場料: 無料
出品者には、東京都の指物作家・益田大祐氏をはじめ、各地から集まった匠たちが展覧を行います。特に、岩手県の南部鉄器を操る菊地章氏や、埼玉県のガラス作家・晶阿弥博子氏、さらには熊本県の和紙作家・金刺潤平氏、石川県の陶芸家・吉岡正義氏など、多様なジャンルの匠が集い、それぞれの技術や作品を展示します。
「匠」の精神を守る挑戦
一般社団法人TAKUMI-Art du Japonは、日本の「匠」の技能と精神を次世代に伝えるための活動を行っている団体です。主催者の近藤誠一氏は元文化庁長官であり、彼の呼びかけによって「匠」のスピリットを社会に戻すためのさまざまな行動が促進されています。
日本の「匠」たちはただ製品を作るだけでなく、現代のテクノロジーや産業にも影響を与えている重要な存在です。しかし、時代の流れの中でその技術や伝承が減少しつつあることは否めません。この展覧会を通じて、参加者が「匠」の精神に触れ、その重要さを再認識してもらいたいという願いが込められています。
最後に
このような触文化への招待展は、ただ見て楽しむだけでなく、実際に手で触れることでその奥深い魅力を感じる貴重な機会です。ぜひお友達や家族を誘って、触れて学ぶ文化体験に足を運んでみてください。このイベントが、伝統技術の再認識や未来の世代への継承につながることを期待しています。
詳しくは公式サイトでご確認ください:
TAKUMI-Art du Japon