再び集結した地域の力!「大坊の楽市」
2025年2月2日、愛知県知多郡美浜町の野間埼灯台周辺で、コロナ禍の影響を受けて5年ぶりに「大坊の楽市」が開催されました。本イベントは、地元の魅力を最大限に引き出すため、現代版灯台守として活動する2人が中心となり、地域の活性化を目的にしています。
盛りだくさんの催し
今年の楽市では、マルシェ15店舗、キッチンカー8台、さらには4団体によるステージイベントが展開され、来場者の皆さんにさまざまな味覚と体験を提供しました。地元の特産品を使用した飲食店や、手作りの雑貨が並ぶマルシェは、会場を一層賑やかにしていました。
灯台をテーマにしたクイズ大会
イベントの目玉として、野間埼灯台にちなんだクイズ大会が開催されました。公益社団法人美浜まちラボの林達之さんや、知多半島のPR活動を展開する「知多娘。」のメンバーがステージ登壇し、観客を楽しませました。出題されたクイズは灯台に関連しており、豪華景品を争い、多くの子どもや大人が熱心に参加しました。特産品などの景品は地元企業の支援によって提供されました。
同時開催された節分祭
さらに、この日には野間大坊で行われる節分祭も同時開催され、大勢の人々が集まりました。節分祭には約200人が参加し、豆まきやお餅を拾う姿が見られ、賑わいを醸し出していました。子どもから大人まで、節分の雰囲気を楽しむ姿が印象的でした。
特別プレゼント企画
野間埼灯台の管理団体である「美浜まちラボ」では、現代版灯台守のSNSをフォローした先着200名に、春から使用できる灯台登頂チケットをプレゼントする企画も行いました。これにより、参加者の中には灯台の見学を心待ちにする声が多く聞かれました。また、来場者を対象に実施したアンケートでも、灯台に登りたいとの希望が非常に高いことが確認されました。
参加者の感想と今後の展望
約500人が参加したこのイベントでは、地元の方々から「これからも継続してほしい」との要望が多く寄せられました。特に、子どももステージイベントに参加できるような企画や、会場への誘導策として抽選会やビンゴ大会の実施が望まれています。このような声を踏まえ、今後のイベント運営に生かしていくとのことです。
地域振興の新たな取組み
「だるまさんが転んだ選手権大会」などの地域振興イベントも行われ、多くの参加者が集まりました。このような多様な催しが、地域の活性化を目指す「海と灯台プロジェクト」の一環として行われることに期待が寄せられています。
美浜町の観光ポータルとしての機能を持つ野間埼灯台を中心に、地域文化を未来へ繋げる活動は、今後も続いていくことでしょう。これを機に、皆さんもぜひ美浜町に足を運び、素敵な海の景色と共に地域の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。