森鴎外の逸品展
2021-04-01 14:19:50
森鴎外の愛した逸品たちを紹介する特別展が開催!
森鴎外の愛した逸品たちを巡る特別展
文京区立森鴎外記念館では、2021年4月から6月にかけて特別展「観潮楼の逸品-鴎外に愛されたものたち」が開催されます。この展示では、森鴎外が自身の自邸である観潮楼にて愛用していたさまざまな品々が紹介され、文学と歴史を感じる貴重な体験ができます。
文豪・森鴎外の生活空間に迫る
森鴎外は、1892年から1922年までの約30年間、文京区千駄木の観潮楼で生活していました。彼の日常を彩った品々は、彼の文学作品にも影響を与えたのではないかと言われています。本展では、約70点のさまざまな展示品が集まり、鴎外の洗練された美意識と彼の魅力を体感できます。
展示内容の一部を紹介
特別展では、鴎外が普段使っていた文具やコレクションされた美術品、さらには生活にまつわるアイテムなどが展示されます。たとえば、蓋付きの硯や精巧な獅子型の水差、さらには彼が愛用していたシガーカッターなど、鴎外の生活や嗜好が伺える逸品が並びます。
さらに、彼の書棚を飾った書や絵画も見逃せません。中でも、明治43年に部下から贈られた扁額や、大正4年に鴎外が購入した油彩画など、彼の豊かな人間関係を感じさせる品々が揃っています。
鴎外を見守った「ものたち」の物語
展示される品々は、単なる物質的な存在にとどまらず、鴎外がどのように生活し、考え、感じていたのかを伝える重要な役割を果たしています。これらの品々を通して、彼の生活様式や価値観、さらには彼がどのように時代と向き合っていたのかを知ることができるでしょう。
展覧会の詳細
この魅力的な特別展は、以下の日程で開催されます。会期は2021年4月3日から6月27日まで。場所は文京区立森鴎外記念館の展示室1、2です。また、休館日は毎月第4火曜日で、開館時間は午前10時から午後6時まで(最終入館は午後5時30分)。観覧料は一般500円、団体の場合は400円となっています。
来館情報
自然豊かな文京区に位置する森鴎外記念館へ、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。展示に関する詳しい情報や、関連講演会等のイベント情報は公式ウェブサイトで随時発信されています。鴎外の愛した逸品たちを通じて、彼の文学的な世界に浸る貴重な機会をお見逃しなく!
会社情報
- 会社名
-
文京区立森鴎外記念館
- 住所
- 東京都文京区千駄木1-23-4
- 電話番号
-
03-3824-5511