トビラシステムズとNTT東日本が新たな提携を発表
トビラシステムズ株式会社(愛知県名古屋市)は、最近NTT東日本株式会社との間で「サギトレ」という法人向け詐欺メールおよびSMS訓練サービスの販売代理店契約を締結しました。この提携は、企業におけるフィッシング詐欺や情報漏洩のリスクを軽減し、セキュリティ教育の強化を図ることを目的としています。
背景と目的
近年、詐欺の手口は年々巧妙化しており、もはや個人だけでなく企業や組織もその標的になっています。特に、フィッシングメールやSMSを通じて情報漏洩やマルウェアの感染が実際に発生しており、企業におけるサイバーセキュリティ対策の重要性が増しています。このような状況下、トビラシステムズが提供する「サギトレ」は、効果的なセキュリティ教育を実施するための有効な手段となることでしょう。
「サギトレ」は、教育コンテンツの視聴と疑似的な詐欺メール・SMSの受信を通じて、従業員のセキュリティ意識と対応力を向上させることを目的とした訓練サービスです。特に、従業員の対応結果をAIが分析し、各個人または部門ごとのリスク傾向に応じた訓練内容を自動設定する仕組みが特徴となっています。このようなフレキシブルな訓練方法は、企業全体のセキュリティレベルを向上させるのに寄与するでしょう。
NTT東日本は、地域の企業や自治体支援に力を入れている通信サービス会社であり、今回の契約締結により「サギトレ」をより多くの法人に提供する体制を整えることができるとしています。NTT東日本の広範な販売チャネルを通じて、セキュリティ教育の普及が期待されています。
「サギトレ」の特徴
「サギトレ」には、以下の三つの主要な特徴があります。
1.
AIによる自動訓練
初期設定を行うと、あとは自動で訓練が実行されます。教育コンテンツの視聴状況や、疑似的な詐欺メール・SMSへの反応結果を基にAIが分析し、リスクの高い従業員や部門の傾向を把握して、最適な訓練内容やスケジュールを提供します。これにより、運用担当者の負担を軽減し、持続的な訓練を実現できます。
2.
メールとSMS両方のリスクに対応
メール выполнениеだけでなく、SMSも対象にした訓練が可能です。特に、社用携帯の利用が一般的となっている現在、SMSを狙った詐欺(スミッシング)に対しても効果的な対策を講じることができる点が魅力です。
3.
変化する脅威動向に即応したコンテンツ
トビラシステムズは、独自の迷惑情報データベースを構築し、年間で約50億件の電話やメール、SMSに関するデータを収集・分析しています。この情報を基に変化する詐欺の手口や傾向を素早く把握し、訓練内容に反映させていることが、競争力を持つ要因となっています。
企業情報
トビラシステムズ株式会社
- - 所在地: 愛知県名古屋市中区錦2-5-12
- - 代表者: 明田 篤
- - 証券コード: 4441
- - 公式サイト: tobila.com
NTT東日本株式会社
この提携が、各企業における詐欺対策の強化に貢献することを期待しています。