新たなセキュリティの幕開け
株式会社スリーシェイクは、自社が開発した自動脆弱性診断ツール「Securify(セキュリファイ)」をインフォテック株式会社に提供した導入事例を公開しました。クラウド時代におけるセキュリティの重要性が高まる中、インフォテックは脆弱性診断の自動化を進めており、その実績を紹介します。
インフォテック株式会社の概要
1969年に設立されたインフォテックは、システムの設計、開発、運用、保守に関する専門的な知識を持つ企業です。50年以上もの歴史を持つ同社は、クライアントのニーズに応じて、効果的なシステム構築を行っています。特にコンサルティングを通じて、顧客の真の課題を見出し、それに対する解決策を提供してきました。
課題
インフォテックは、これまでネットワークやクラウドの設定について自動診断が行えたものの、より広範な脆弱性の診断ができないことに課題を抱えていました。この限界を打破するために、Securifyの導入が決まりました。
導入の効果
Securify導入後、インフォテックはビジネスの機会を広げ、顧客の要望にも応えるトータルな支援が可能になりました。特に、CI/CDプロセスと連携することでDevSecOpsへの移行が実現され、開発から運用までの流れが一層スムーズになりました。自動脆弱性診断を活用することで、開発チームはより迅速で安全なソフトウェア開発が可能となります。
Securify(セキュリファイ)とは
Securifyは、Webアプリケーション、SaaS、ネットワークなど、セキュリティ領域における多様な課題に特化した統合ソリューションです。具体的な機能としては、次の3つが提供されています:
- - Webアプリケーション診断:定期的に脆弱性を評価し、継続的なテストを実現。
- - SaaS診断:ドライブ内ファイルの公開設定を可視化し、情報漏洩を防ぎます。
- - WordPress診断:攻撃のリスクを低減するための設定評価を行い、サイトのセキュリティ向上を図ります。
これにより、業務の効率化と安全性が同時に向上することが目指されています。
まとめ
スリーシェイクとインフォテックの連携は、今後のセキュリティ市場における新たなスタンダードを提示するものとなるでしょう。企業が持つ重要なデータを守るため、脆弱性診断の自動化は不可欠な要素です。
最新のセキュリティ文化が浸透する中、インフォテックの取り組みは他の企業にとっても良い手本となるはずです。今後もこのような事例が増えていくことに期待が寄せられます。