中小企業の資金繰り支援に新たなツール!『マネーフォワード クラウド会計』が『SHIKIN+』連携で調達目安額を表示開始
株式会社マネーフォワードは、中小企業向けのクラウド会計ソフト『マネーフォワード クラウド会計』において、株式会社Biz Forwardが提供するオンライン型ファクタリングサービス『SHIKIN+』を利用した場合の調達可能目安額を画面に表示する機能を2024年7月より提供開始しました。
この新機能により、『マネーフォワード クラウド会計』のユーザーは、会計データに基づいて、リアルタイムでファクタリングによる資金調達可能額と手数料率の目安を確認できるようになります。さらに、表示された情報に基づいて、そのまま『SHIKIN+』の申し込み手続きに進むことも可能です。
『SHIKIN+』は、マネーフォワードと三菱UFJフィナンシャル・グループ2社との合弁会社であるBiz Forwardが提供する、中小企業向けのオンライン型ファクタリングサービスです。非対面・オンライン完結型の2者間ファクタリングであり、AIを用いた与信審査モデルを活用することで、1〜10%の手数料水準で早期の資金化を実現しています。
背景:中小企業の資金調達課題とファクタリングの役割
中小企業は、事業の成長や資金繰りの安定化のために、資金調達を必要とする場面が多くあります。しかし、金融機関からの借入が難しいケースや、迅速な資金調達が必要な場合など、従来の資金調達手段では対応できない課題も存在します。
ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に売却することで、早期に資金化できる資金調達手段です。銀行融資と比べて、審査スピードが早く、短期間で資金調達できる点が大きなメリットです。
マネーフォワードは、2023年から『マネーフォワード クラウド会計』と『SHIKIN+』の連携を開始し、今回の新機能では、ファクタリングという資金調達の選択肢をより多くのユーザーに知ってもらい、事業者の資金繰り計画を支援することを目指しています。
新機能のメリット
- - リアルタイムな調達可能額確認: 会計データに基づいた、精度の高い調達可能額を、リアルタイムで確認できます。
- - 手数料率の可視化: 資金調達にともなう手数料率を事前に確認できます。
- - スムーズな申込手続き: 画面上で『SHIKIN+』の申込手続きに進めることができます。
今後について
マネーフォワードは、今後もバックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』と金融サービスの連携を強化し、SaaSと金融をシームレスに繋げていく「SaaS×Fintech」戦略を推進していきます。
中小企業の資金調達を支援し、事業の成長を促進していくことで、日本の経済活性化に貢献していくことを目指します。