AI insideが新たに「Zero Data Retention」を提供開始
AI inside株式会社は、AIプラットフォームを展開する企業として、最新のデータ安全対策を実現する新サービス「Zero Data Retention」を発表しました。これは、同社が提供するデータ自動化ソリューション「DX Suite」のProユーザ向けに設定された有償オプションであり、ユーザーがデータをクラウドに保存することなく、AIエージェントを活用できる仕組みです。
背景と目的
この新サービスの背後には、AIの精度向上を追求するAI insideの強い意図があります。近年、データプライバシーに対する関心が高まる中、多くの企業が個人情報や機密データを扱う際に、クラウドにデータを保存することへの抵抗感を抱いていました。これが導入の障壁となることを懸念し、AI insideは新たに「Zero Data Retention」を提供することで、安心してAI技術を利用できる環境を整えました。
「Zero Data Retention」を選択すると、ユーザーが入力した情報は即座に処理された後に破棄され、AI inside側には一切保存されません。この方式により、企業はデータ非保持の要求を満たしつつ、AIを効果的に活用できるようになります。この仕組みは、従来のプライバシーコントロールにおけるデータ提供の選択権を、ユーザー自身に与えるものでもあります。これによって、より高い透明性と信頼性をAI技術に求める企業ニーズを的確に満たします。
「Zero Data Retention」のセキュリティ技術
技術的には、このオプションを利用することで、分散型学習技術を用いたクラウド環境のセキュリティレベルを実現しました。これによって、エッジ環境と同等のセキュリティが提供され、安心して業務に取り組むことができるようになります。特に、DX SuiteのProプランユーザーにとって、この新機能は大きな価値を持っています。
DX Suiteの特徴
「DX Suite」は、データ入力業務を一括して自動化するAIエージェントです。独自に開発された文字認識AIは業界最高水準の精度を誇り、従来手作業で行われていたデータ処理を劇的に効率化します。ユーザーは、さまざまなフォーマットの帳票を正確にデジタル化し、他の業務システムと容易に連携させることが可能となります。これにより、業務の効率化のみならず、データマネジメントの高度化を実現し、多様な業態でのDX効果を促進します。
AI insideの使命
AI inside株式会社は、生成AIと自律型AIの研究開発を進めるテックカンパニーとして並外れた成長を遂げてきました。約3,000社に上る導入実績を持ち、各社のニーズに応じた最適なAI導入を支援します。主力製品の「DX Suite」は、自動化を通じて業務効率を向上させることを目的としており、日々進化を続けています。
AIと人間の協働を促進することで、企業が生産性を高め、創出した時間をより付加価値の高い業務へと移行することを目指す「VALUE SHIFT」の実現に貢献していく所存です。
詳細情報や問い合わせは、
AI inside公式サイトをご覧ください。