日本と台湾のAIスタートアップシーンが交わるイベント開催!
2025年5月、東京ビッグサイトにて「SusHi Tech Tokyo 2025」が開催され、台湾政府の国家発展委員会が設立した「Startup Island TAIWAN」が主催する国際イベント「Taiwan AI Tech Week」が同時に行われることが決まっています。約20社の台湾のAIスタートアップが「台湾館」に出展し、その革新的な技術を日本国内外に紹介します。
多様な展示内容
出展される企業の中には、AI技術、データ応用、自動化、スマートエネルギー、ヘルステックなど、最新のテクノロジーを駆使したスタートアップが揃います。この機会を通じて、台湾のAIスタートアップが持つ技術力やビジョンを広くアピールし、日本のみならず、国際的なビジネスの場で機会を創出します。
日本は、少子高齢化や労働力不足といった社会的課題を抱えています。これに対して、AI技術の導入とその実装は急務とされており、台湾のスタートアップとの連携がその一助となると期待されています。
台湾館での特別プログラム
このイベントの特徴の一つが、「TAIWAN TIME」です。5月8日から10日の間に実施されるこのプログラムでは、台湾から参加するスタートアップが日本企業や投資家に対して先進的な技術やソリューションを紹介します。また、現地でのビジネスマッチングの機会も提供されます。
座談会と登壇イベント
「Taiwan AI Tech Week」は、アジア横断スタートアップ交流イベントとしても機能し、5月7日から9日までの日程で行われます。このイベントでは、台湾、日本、韓国のみならず東南アジアの起業家・投資家・エコシステムリーダーが一堂に会し、AI分野におけるクロスボーダー連携を強化します。特に注目されるのは、5月7日に行われる「Unicorn Summit」と「Asia mirAI Day」です。
Unicorn Summit
このサミットでは、台湾、日本、韓国のスタートアップ創業者やCレベルの意思決定者が集合し、AI、ディープテック、フィンテック、バイオメディカル分野における市場展開や連携を議論します。これにより、各国のスタートアップが持つ知見や経験を共有し、今後のビジネス展開の方向性を探ります。
Asia mirAI Day
この日は、東南アジア6カ国のスタートアップ支援団体がエコシステムや市場戦略を紹介します。さらに、日本最大級のAIバイリンガルコミュニティ「Tokyo AI」の創設者も登壇予定で、アジア全体のテクノロジーエコシステムの連携が深まることが期待されます。参加団体には、フィリピンのTechShake、ASEANのERIA、タイのTechsauce、インドネシアのKUMPUL、ベトナムのInnoLab、マレーシアのMDECなどが含まれています。
まとめ
台湾政府が支援する「Startup Island TAIWAN」は、台湾のスタートアップがグローバル市場に羽ばたくための重要なプラットフォームです。これまでに100件を超える日本進出をバックアップしてきた実績があり、今後も同国との協力関係を深めていく方針です。すでに多くの企業が参加を表明しており、このイベントが日本と台湾のビジネスの架け橋となることが期待されています。興味がある方は、下記のリンクからお申し込みください。
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