新風力発電技術を世界へ発信
ウィンドリンク株式会社は、2025年2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催される「WIND EXPO【春】~第15回 国際風力発電展~」に出展することを発表しました。この展示会では、日本発の新たな小型風力発電技術「レンズ風車」の特徴とその利点を多くの来場者に伝えることが目的です。
レンズ風車の革新性
「レンズ風車」は、九州大学が開発した純国産の風力発電機で、独自の設計による「流体の速度を加速させる構造(ディフューザ)を採用しています。この技術により、通常の風力発電機と比較して驚異的な発電効率を誇り、設置場所の選択肢を大きく広げることができます。
1. 世界一の発電効率
レンズ風車は、風を加速するレンズ効果によって同じローター径で従来機の2〜3倍の発電量を実現しています。風速の増加により、設置適地が広がり、強風時には自動制御による運転停止機能を備えているため、安全性も確保されています。
2. 静音設計で騒音問題を解決
この風車は、風切り音を大幅に低減することに成功しており、従来型に比べて音圧レベルは約1/10に抑えられています。このため、住宅地や都市部での設置も可能となり、設置実績が増加しています。
3. 鳥との衝突を完全に防止
また、レンズ風車は鳥が視認しやすい設計を取り入れており、10年以上の運用期間でバードストライク事故が一度も発生していない実績を持っています。この設計により、従来の風力発電機が抱えていた問題を解消しています。
ウィンドリンクのコーポレートアイデンティティ
ウィンドリンク株式会社は、持続可能な社会の実現を目指し、風力発電技術の開発に注力しています。会社の中心的なミッションは、「日本発のレンズ風車を世界に広めること」です。
会社概要
- - 会社名: ウィンドリンク株式会社
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル18階
- - 設立日: 2024年8月14日
- - 代表者: 代表取締役 西山 智史
- - 事業内容: 小型及び中型風力発電機の開発・製造・販売
- - ホームページ: windlink-jpn.com
結論
レンズ風車の技術は、風力発電の新たなスタンダードとして期待されており、本展示会を通じてその特性と利点が多くの人々に広まることが期待されています。持続可能な未来を見据えた、ウィンドリンク株式会社の挑戦に注目です。