新ブランド「TSUKIT」の誕生
2025-08-01 11:39:52

森工芸が展開する新ブランド「TSUKIT」、木をスライスした魅力を発信

新素材ブランド「TSUKIT」の登場



徳島県の森工芸が新たに立ち上げたマテリアルブランド「TSUKIT(ツキット)」。このブランドは、天然木を0.2mmの薄さにスライスした「ツキ板」を中心に展開されており、工芸作品から建材まで多岐にわたる用途を持たせています。森工芸は、家具や建具などに広く使われている化粧合板加工において、プロフェッショナルな技術を駆使してきた企業です。この「TSUKIT」は、そんな長年の技術力を生かし、さまざまな“つくる人”に向けて新しい素材との出会いを提供します。

ツキ板とは



ツキ板は、天然木を薄くスライスしたもので、その薄さにもかかわらず、重厚感のある木の風合いを持つため、柔軟に加工できます。このため、ツキ板は「化粧合板」の基材として、家具や空間内の装飾に広く利用されています。森工芸は、長年このツキ板を扱っており、その美しさと可能性を引き出すために独自の表現技術を持っています。

TSUKITの魅力とラインナップ



「TSUKIT」では、90種以上の希少な樹種を取り揃えており、色味や質感から選べる様々なツキ板シートを製作しています。A4サイズや900mm×1800mmの大きなサイズから、オーダーサイズも対応可能で、家具職人やデザイナー、DIY愛好家にも人気があります。さらに、ツキ板シートは、アイロンを使った簡単な加工が可能なため、家庭で手軽に使用できる点も嬉しいポイントです。

一方で、裏面に強力接着剤が施された「ツキ板シール」も登場しました。これにより、スマートフォンケースや文具など、日常のアイテムに木の風合いを取り入れることが可能です。これらの製品は、専門的な道具がなくても扱えるため、クリエイティブなプロジェクトをより身近に感じさせてくれます。

森工芸の歴史と技術



森工芸は1953年に創業され、以来ツキ板を専門に扱ってきました。家具や内装材のオーダー制作を通じて、確かな技術力と素材への深い理解を持つことが求められる市場で活躍しています。さらには、徳島の藍染文化を活用し、ツキ板への藍染め技術も積極的に取り入れています。このように、地域の素材と伝統技術を融合させた商品展開が、森工芸の強みです。例えば、藍染技術で仕上げたトレイや時計などは、国内外で高い評価を受けています。

TSUKITの可能性



「TSUKIT」は、家具職人やデザイナー、DIY作家など多様な人々に向けて、信頼性のある素材を提供し、創作活動をサポートしたいと考えています。木材の温もりや独自のテクスチャーを楽しむことで、手作りの魅力を再発見する手助けをすることがブランドの目指すゴールです。今後も「TSUKIT」は、新しい創作の入り口として、木の素材による新たな可能性を提案していきます。

【お知らせ】
「TSUKIT」では、商品の詳細を公式サイトで公開中です。また、2025年11月には徳島でものづくりの現場を開放するイベントも開催予定です。ぜひ、この機会に森工芸の新たなブランド「TSUKIT」を体験してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

会社情報

会社名
有限会社森工芸
住所
徳島県徳島市末広3丁目5−34
電話番号
088-653-7518

関連リンク

サードペディア百科事典: 徳島県 徳島市 TSUKIT 森工芸 ツキ板

Wiki3: 徳島県 徳島市 TSUKIT 森工芸 ツキ板

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。