薬学生専用ダイレクトリクルーティングサイト「Agonist」が誕生
2023年12月、薬学業界で新たな一歩を踏み出すダイレクトリクルーティングサイト「Agonist」が始まります。このサービスは、従来の求人掲載型ではなく、薬学生が自身のプロフィールや希望する進路を登録することで、企業側からオファーを受けるという新しいスタイルの採用方法を提案しています。
Agonistの特徴とは?
「Agonist」は、薬学生が自らの情報を提供することにより、求人企業がその情報を基にアプローチする仕組みをとっています。この方法により、企業側はより効率的に自社が求める人材にコンタクトできるほか、薬学生も自分に合った職場からのオファーを手軽に受け取ることができます。
開発背景の重要性
現在、薬学生の採用は多くの薬局や病院にとって重要な課題です。コロナ禍の影響で、従来の採用手法が大きく変わり、対面での説明会やインターンシップが行いづらくなっています。地方や中小企業では、その知名度の低さから優秀な薬学生を採用できず、「人材不足」と「地域偏在」という二重の課題に直面しています。
さらに、薬学生もまた、勉強や実習に追われる中で、就職活動に十分な時間を割くことが困難な状況です。そのため、短期間でむしろ競争の激しい環境の中で職を決めることが多く、病院離れも近年の傾向として見受けられます。これらの現状を受けて、ToolPoxは経験豊富なメンバーで構成され、薬学生のキャリア形成を根本から支援する新たなサービス「Agonist」の開発に乗り出しました。
目指す未来への展望
ToolPoxは「Agonist」により、薬学生と求人企業の間でよりスマートな就職活動を促進し、人材の地産地消やU・I・Jターンを推進することを目指しています。これによって地域医療の活性化や地方創生にも貢献することが期待されています。また、思いがけない求人と学生の出会いの実現を通じて、地域が抱える医療の問題解決にも寄与したいと考えています。
お問い合わせ先
「Agonist」に関する詳細な情報やお問い合わせは、以下のサイト及びメールアドレスまでご連絡ください。
さらに、「Agonist」の求人企業ページや紹介動画も併せてご覧ください。
この新しい試みが、薬学生と企業の架け橋となり、より良い未来を築いていくことを期待しています。