グリーンコープ、電気自動車の導入で脱炭素社会へ一歩前進

グリーンコープの脱炭素社会実現に向けた取り組み

最近、グリーンコープが小倉北支部と久留米支部において、完全電気自動車（EV）化を達成しました。具体的には、各支部で日産サクラを1台、日産クリッパーを5台導入し、持続可能な運営の実現に向けた新たなステップを示しています。これにより、グリーンコープは環境負荷の軽減に貢献し、新しいビジネスモデルの確立に挑戦しています。

小倉北支部と久留米支部の取り組み

小倉北支部および久留米支部で導入された電気自動車は、それぞれの地域においての移動手段として利用されるだけでなく、脱炭素社会の実現へのシンボルともなっています。導入された車両は、効率的かつエコフレンドリーな運転が可能であり、従業員の移動から配送業務まで多岐にわたり活用されています。

グリーンコープでは、EVの導入だけでなく、電力の供給源にも配慮をしています。グリーンコープでんきから供給される電力は、バイオマスや太陽光、小水力、地熱エネルギー等、自然エネルギーに依存したものです。これにより、発電時の二酸化炭素排出をゼロに抑えることが出来ています。

完全なゼロエミッションを実現

小倉北支部や久留米支部における電気自動車は、グリーンコープでんきの「ゼロエミッションプラン」を利用した電力で動かされています。このプランのもと、発電段階でのCO2排出も考慮し、全体としての排出ゼロを達成しています。この取り組みを通じて、電気自動車自体も、実質的に排出量がないことが確保されているのです。

具体的に言えば、発電時に二酸化炭素が発生しないため、使用する電気自動車からの排出も完全にゼロに。これにより、グリーンコープは真の意味での持続可能なビジネスモデルを示すことができています。

グリーンコープ共同体とは

グリーンコープは、2018年には「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立しています。これには九州、近畿、中国地方の多くの生協や団体が参加し、地域に根ざした協同組合として活動を行なっています。すべては子どもたちに「安心・安全な食べ物」を提供するための取り組みから始まったものです。

グリーンコープの活動は、地域の生産者との連携や自然環境への配慮を強化し、消費者だけでなく、生産者や地域社会においても持続的な利益を追求しています。