相模原市に登場！リユース拠点「ジモティースポット」でごみ削減実績を活かす

「ジモティースポット相模原」の成功の裏側

神奈川県相模原市に新たにオープンしたリユース拠点「ジモティースポット相模原」が、開店からわずか1ヶ月で驚くべき結果を出しています。2025年4月8日からのプレオープンを経て、4月10日にグランドオープン。1ヶ月の運営を経た今、約33トンのごみ削減を達成したことが報告されています。この成功の背景には、地域の人々の積極的な参加と、ジモティーのサービスの利便性が大きく関与しています。

ジモティースポットとは？

ジモティースポットとは、地域住民間で不要な物品を譲り合うことができるサービスを提供している場所です。持ち込み希望者は手軽に不要品を持参し、譲渡を行うことができます。興味のある人は、その場で持ち込まれた品物のリストを確認し、必要なものを入手できる仕組みです。このピア・トゥ・ピア（個人間の直接取引）方式によって、リユースが促進されています。

不要品の持ち込みと譲り受けは簡単

持ち込みを希望する人にとっては、予約不要で簡単に不要品を渡せる点が大きな利点です。また、譲り受けを希望する人々も手頃な価格でリユース品を入手できるため、多くの人が参加しています。

- 持ち込みのメリット

- 事前予約不要
- 地域活動に気軽に参加

- 譲り受けのメリット

- 低価格でリユース品を入手
- 例えば、炊飯器が300円、椅子が無償で手に入ります

実際に持ち込まれた品物の内容

プレオープンから2025年5月9日までに、合計15,845品の不要品が持ち込まれ、すでに10,893品がリユースされました。この間に得られたごみの減量は約33,712kgとして算出されています。持ち込まれた品物の多くは食器や生活雑貨で、割合としては約21%にのぼり、次いで衣類が約14%、家具や家電が約13%となっています。特に古着や古い家具、電化製品等でも営利目的で活用できる点が特徴です。