叡啓大学の卒業プロジェクト公開プレゼンテーション
2026年2月21日、広島市中区に位置する叡啓大学において、学びの集大成「卒業プロジェクト」の公開プレゼンテーションが盛況のうちに開催されました。本イベントには83名の学生が参加し、ポスター発表と口頭発表を行うことで、彼らの努力と創造性を示しました。
開会挨拶とプログラムの概要
開会式では、叡啓大学の学長、有信睦弘氏が挨拶し、学生たちの熱意と成果を称賛しました。その後、公開プレゼンテーションはポスター発表と口頭プレゼンテーションに分かれて進行しました。ポスター発表は、15階、14階、そして3階フロアでそれぞれ7グループに分かれて行われました。学生たちはそれぞれの研究テーマについて報告し、観客との対話を通じて自分たちのアイデアを広める機会を得ました。
学生たちのプレゼンテーションテーマ
さまざまな分野での研究が発表され、多くの参加者の注目を集めました。以下は、特に印象的なプロジェクトのいくつかです。
クラフト酒を通した文化の再発見(内田栞さん)
内田さんは、飲食店でのアルバイト経験から、日本文化を海外に伝える際の自身の理解不足に気づき、クラフト酒を媒介として地域文化を広めるプロジェクトを立ち上げました。彼女は、試飲ワークショップを通じて、クラフト酒の背後にある物語を共有し、「これも日本」と再発見する機会を創造しました。卒業後も広島でクラフト酒に触れる機会を増やし、日本文化の理解を促進する活動を続ける意向を示しました。
数値管理からの解放(小原崇聖さん)
小原さんは、健康数値管理に依存していた体験を元に、数値に縛られない心の健康を考察。彼は、麻雀のゲーム性から、漠然とした不安をどのように乗り越えるかを分析し、アナログ的思考の重要性を指摘しました。ポジティブな思考プロセスを通じて、心の疲れを和らげる方法を伝え、後輩たちにも同じように前向きに進むよう励ましました。
メキシコの再生可能エネルギー(Martin Rogelio BUSTAMANTEさん)
来日したMartinさんは、メキシコにおける再生可能エネルギーの現状を考察し、日本の取り組みから学ぶことを目指しました。コスト削減を試算し、実際の導入にはリスク軽減に重点を置く必要があると結論づけました。
生理の貧困問題への取り組み(BA Khadidiatouさん)
セネガル出身のBAさんは、生理用品の不足が引き起こす教育への影響を深刻に受け止め、再利用可能なナプキンを自分たちで作るワークショップを提案。彼女の取り組みは現地の保健機関から高く評価されています。
異文化コミュニケーション教育の向上(岡野穂乃香さん)
岡野さんは異文化理解の教育方法を分析し、マナーの背景を理解する重要性を強調。参加者が自国の価値観を再認識できるようなワークショップを実施し、その効果を確認しました。
EMI (英語開講授業) の効果(吉本考希さん)
吉本さんは、英語開講授業の学習成果を調査し、EMIがもたらす異文化間の対話の活性化を明らかにしました。学生同士の協力や支援の重要性にも言及しました。
閉会の挨拶
最後には、石川雅紀ソーシャルシステムデザイン学部長が閉会の挨拶を行い、学生たちへの祝辞を述べました。彼らの努力と成果は、今後の学生生活や社会に良い影響を与えることでしょう。
まとめ
叡啓大学の卒業プロジェクト公開プレゼンテーションは、学生たちの視点や想いが詰まった素晴らしいイベントでした。各プロジェクトは、個々の成長だけではなく、社会にもポジティブな変化をもたらす可能性を秘めています。今後も彼らの活動に注目していきたいと思います。