子どもたちが考案したオリジナルパッケージ「鯛ごはんの素」を発売！

子どもたちの未来を見据えた挑戦

滋賀県内の小学5年生が「食卓から未来のうみを守り隊4」という学習体験イベントに参加し、海と琵琶湖のつながりを学んだことをきっかけに、オリジナルパッケージの「鯛ごはんの素」が販売されることになりました。これにより、彼らの学びや思いを形にし、海の重要性を広めようという試みが実現します。このプロジェクトは、一般社団法人海と日本プロジェクトが主導しており、2025年3月19日から販売が始まります。

海の周辺地域での取り組み

「食卓から未来のうみを守り隊4」は、2024年の夏に実施され、県内の小学生20人が参加しました。このイベントでは、海が身近にない滋賀県での食卓から、未来の海を守ることを考える内容が中心でした。子どもたちは、海の恵みを身近に感じることの重要性を学び、琵琶湖と海とのつながりを実感する体験をしました。館内の魚市場や鯛の養殖場を訪れ、魚の流通や養殖の仕組みを理解することができました。それにより、海のリソースがどのように食卓に届くのかを学びました。

デザインに込められた思い

鯛ごはんの素のパッケージデザインは、子どもたちの学びの成果を具現化したものです。参加した小学生たちは、商品の説明を受け、試食を行った後、それぞれが鯛の絵を描き、アイデアを出し合いました。「人々の努力が詰まった鯛の味を届けたい」、「手間暇かけて育てられた美しい鯛の良さを伝えたい」といった思いが盛り込まれています。

この準備を通じて、彼ら自身が学び、考えたことがこのパッケージに込められており、未来の海に向けたメッセージが形成されています。地域の環境や資源に対する意識が高いことを感じ取れる貴重な体験となっています。

商品情報

鯛ごはんの素は、1食分（米2合）で、価格は1,430円（税込）です。この商品には、切身35g、鯛フレーク35g、ごぼう35g、だし汁90mlが含まれています。2025年5月31日まで販売予定で、オンラインショップでも購入可能です。パッケージには、子どもたちの学びや思いが反映されており、食卓での新しい発見を提供することでしょう。