異空間農場『BIWAKO AQUA PONICS』
2022-08-29 15:47:28

びわ湖畔に現れた!白いパイプが織りなす異空間農場『BIWAKO AQUA PONICS』

びわ湖畔に現れた!白いパイプが織りなす異空間農場『BIWAKO AQUA PONICS』



滋賀県高島市、雄大なびわ湖のほとりに、誰もが見たことのない異空間が広がる農場がオープンしました。

その名も『BIWAKO AQUA PONICS』。500本以上の白いパイプが規則的に並んだ光景は圧巻で、訪れる人を異世界へと誘います。

一体なぜ、消防設備会社がこんなにも斬新な農場を建設したのでしょうか?

その答えは、代表取締役の本郷顕一さんが2020年のコロナ禍で抱いた「食の安全」への危機感にあります。

「将来起こりうる食糧難に備え、食の安全を守るために何かできないか」

そう考えた本郷さんは、既存の事業とは全く異なる分野である『農業』に足を踏み入れました。

週末学校に通い、農業の基礎を学び始めた本郷さんですが、そこで出会ったのが『アクアポニックス』という画期的な農法でした。

アクアポニックスとは?



アクアポニックスは、土を使わずに魚介類と植物を共存させる、環境負荷の低い次世代型農法です。

魚介類の飼育水は、植物の栄養源となり、植物は水を浄化し、再び魚介類の元へ還ります。

この完全循環型のシステムは、水資源の無駄遣いを抑え、環境保護にも貢献します。

さらに、農薬や化学肥料を使用しないため、安全で安心な食材を育てることができるのも魅力です。

パートナーとの出会い



アクアポニックス農法で、食の安全を守るという夢を叶えるために、本郷さんは仲間を探し始めます。

高校時代からのスキー部の仲間で、米農家になることを目指していた友人に、一緒に農場を立ち上げないかと声をかけると、快諾を得ます。

このパートナーは、本郷さんの欠点を補う存在であり、コミュニケーション能力の高さと正確なモノづくり能力を持ち合わせていました。

さらに、パートナーの息子さんも将来一緒に働ける場所を作りたいという夢があり、二人の夢は一つに重なりました。

夢を叶える場所との出会い



そして、農場を建設する場所も、奇跡的に見つかりました。

高校時代の別の同級生との食事中に、農地を探していることを話していたところ、その同級生のお母様が、所有する別荘地の農地を貸してくれることに。

びわ湖に近く、理想的な広さの土地は、まさに運命的な出会いでした。

新しい仲間との出会い



人材不足を解消するため、地元の高島市役所を訪れた本郷さんは、大阪から移住して就農先を探している若者と出会います。

この若者は、大手アパレル会社を退社し、農業への熱い思いを持っており、すぐに意気投合しました。

現在は、農場の運営に欠かせない存在として活躍しています。

BIWAKO AQUA PONICSの挑戦



『BIWAKO AQUA PONICS』では、トマトとオニテナガエビを同時に育て、循環型農業の技術を確立しようと試みています。

収穫したトマトとオニテナガエビは、『トマトとエビのスープ』として販売する予定です。

施設紹介



農場内には、以下の4つの施設があります。

Birth Lab: 稚エビを育成するエリア
Earth Lab: 中型以上のオニテナガエビを育成するエリア
Lainbow Lab: トマトを500本以上の白いパイプで育てるエリア
Forest Lab: トマトの大株育成に挑戦するエリア

感染症対策



ハウス内には大型換気扇と空気循環扇を設置し、安心して見学できる環境を整えています。

料金案内



アクアポニックス施設見学: 大人(中学生以上)¥1,100、子供(3歳以上)¥550
トマト摘み取り体験: オリジナル袋¥1,080
各種直売品(朝採れトマト等)
併設カフェ&ピザ作り体験テラス計画中

まとめ



『BIWAKO AQUA PONICS』は、環境保護と食の安全を追求した、未来型の農場です。

白いパイプが織りなす異空間の光景は、見る人を感動させ、農業の新しい可能性を感じさせてくれます。

ぜひ、びわ湖畔の異空間農場『BIWAKO AQUA PONICS』を訪れてみてください。

会社情報

会社名
本郷防災株式会社
住所
滋賀県大津市本堅田一丁目25番18号
電話番号
077-573-5134

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