物流イメージ向上始動
2025-09-10 12:39:48

名古屋での産学官連携による物流イメージ向上プロジェクト始動

産学官連携による物流イメージ向上プロジェクトについて



名古屋市に拠点を置くキムラユニティー株式会社は、物流業界の活性化と未来を見据えた取り組みとして、コクヨサプライロジスティクス株式会社(KSL)および名古屋学院大学経営学部との連携によった「産学官連携」物流イメージ向上プロジェクトを始動しました。このプロジェクトは、学生の視点を取り入れ、業界への理解を促進することを目的としており、2025年9月から始まり、2026年1月までの期間にわたり活動を行います。

プロジェクトの背景



近年の物流業界は、深刻な人材不足や社会におけるイメージの低下といった課題に直面しています。こうした状況を解決するためには、若い世代の柔軟で新しい視点が重要です。本プロジェクトでは、名古屋学院大学の学生たちが実際の物流現場を訪れ、体験を通じて物流の現状や課題を深く理解することを目指します。

プロジェクト概要とキックオフイベント



この取り組みのために、名古屋学院大学の杉浦礼子ゼミに所属する約15名の学生が参加し、中部運輸局愛知運輸支局の後援及び三菱UFJ銀行の協力のもと、実施されます。プロジェクトのキックオフイベントは2025年9月8日に開催され、プロジェクトの目的や概要が説明されると共に、KSL中部IDCおよびトヨタ自動車の物流現場見学が行われました。参加した学生们は、各現場での業務を観察し、物流の社会的意義や企業の工夫について理解を深めました。

参加機関のコメント



名古屋学院大学経営学部の杉浦礼子教授は、学生がロジスティクスと物流に関する理解を深めることで、興味や関心が高まることを期待しています。また、コクヨサプライロジスティクスの社長である若林智樹様も、地域の物流パートナーと協力し多様な視点で物流の価値を共有できることの重要性を強調しました。このような共創の場は、物流のプレゼンスを向上させるために欠かせない存在です。

今後の展望



プロジェクトは5チームに分かれ、各チームがそれぞれのテーマに基づいて物流業界を取り巻く環境や課題の研究を進めます。学生たちは議論を重ねながら合同ワークを行い、2026年1月には最終報告会を実施する予定です。この報告会では、学生たちが新たな発想で持続可能な物流の実現に向けた具体的なアイデアを提示します。また、研究中の疑問や課題を解決するために、各企業の担当者がアドバイザーとして参加し、専門知識を提供しながら学生の活動を支援します。

この産学官連携プロジェクトは、物流業界の未来を明るく照らす一助として、社会全体に新たな視点をもたらすことが期待されています。名古屋地域の学生たちが切り拓く未来の物流の姿に、ぜひご期待ください。


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会社情報

会社名
キムラユニティー株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦三丁目8番32号
電話番号
052-962-7051

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