東京山側の魅力
2024-03-15 14:30:01

東京の新たな観光地「東京山側」でアドベンチャートラベルが進化中

世界的に注目されている日本の旅行業界が、次なる可能性を見出しつつあります。その中心に位置するのが、東京都内の「東京山側」です。このエリアは、豊かな自然環境と多様な文化が交わる場となりつつあり、新しいアドベンチャートラベルのメッカとして注目されています。

日本は「世界の旅行・観光競争力ランキング」で1位を誇り、2024年には3310万人もの訪日観光客が予想されています。旅行市場全体の中でもアドベンチャートラベルは注目されており、世界規模で72兆円の市場を有し、年平均成長率は13.6%にも達しています。日本国内ではアドベンチャートラベルの市場規模が約2.3兆円ですが、今後20兆円に拡大するとみられています。この領域は、日本における数少ない成長産業の一つであると言えるでしょう。

東京山側エリアは、自然と文化を体験できる貴重なフィールドを提供しています。具体的には、秩父多摩甲斐国立公園へと向かうゲートウェイとして、アウトドア活動や自然文化体験が楽しめることが特徴です。森林や川、渓谷、さらに多様な動植物が生息しており、自然が恵まれたこの地域は、日本の伝統や文化を感じることができます。御岳山の山岳信仰や、長い歴史を持つ御師文化など、未知の歴史や文化が点在しています。

この度、「東京山側DMC」という新たな企業が設立され、アドベンチャートラベルに本格的に取り組み始めました。この会社は、2021年から探究型自然体験学習スクールを展開してきた「一般社団法人フォースウエルネス」のメンバーにより設立され、特徴的な自然・文化・歴史の体験を再編集し提供していきます。

東京山側DMCには、20代から40代のさまざまなバックグラウンドを持つガイドが揃っています。なかには元環境省のレンジャーや修験道の資格を持った人物もおり、個性豊かなスタッフが観光客を案内します。これまでの経験を活かし、ラグジュアリーなホスピタリティと高い語学力を兼ね備えたガイドが、世界基準での資格を取得し、国際的な旅行者の受け入れ体制を構築しています。

しかし、日本に対するインバウンド需要が高まる一方で、国際基準のガイドが不足しているという課題もあります。株式会社東京山側DMCでは、この課題解決の一環として、「世界から日本に向けられる『矢印』を捉える人材を育成する学校」の設立を進めています。また、企業との協力や研修メニューも今後提供する予定です。

「東京山側」は、都心からわずか1時間の距離に位置し、忙しい都市生活の中で自然と触れ合う新たな旅行体験を提供します。この場所は海外旅行客だけでなく、日本国内の方々にも魅力的な訪問先となるでしょう。ぜひ東京山側を訪れ、日本が誇る魅力を再発見してみてください。無限の可能性を秘めたこのエリアで、新しい冒険を見つけることができるでしょう。


会社情報

会社名
株式会社 東京山側DMC
住所
東京都あきる野市草花2974番地1
電話番号

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