マレーシア政府観光局、新たな観光パッケージを発表 - ツーリズムEXPOジャパン2024で盛況な展示

ツーリズムEXPOジャパン2024の盛況に沸くマレーシア政府観光局

2024年9月26日から29日まで、東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2024」において、マレーシア政府観光局が新たな観光パッケージを発表しました。参加したのは、観光局、航空会社、ツアーオペレーターなど、計8組織からなる24名の代表団です。オープニングセレモニーでは、駐日マレーシア大使や観光担当次官を招き、盛大なリボンカットが行われました。このイベントを通じて、マレーシアの魅力を発信し、訪問者を引き寄せる新たな試みが展開されました。

この度発表されたのは、教育旅行をサポートする「Edu+（エジュプラス）」と、ゴルフを楽しむための「ゴルフパッケージ」です。特にEdu+は、語学学習とともにマレーシアの文化や自然体験を提供するプログラムを組み込んだ冊子として注目されています。教育旅行への関心が高まる中、日本からの留学希望者が4～6割増加したという報告もあることから、折を見て旅行会社を通じたパッケージ販売の予定もあるとのことです。

Edu+（エジュプラス）パッケージの具体的内容

Edu+は、語学学習に加え、多様な文化体験やスポーツスキルの習得さらにSDGsに関する活動を組み合わせたプログラムを提供します。短期留学や教育旅行先として、マレーシアは特に人気が高まっており、実際に留学代理店からはその需要の増加が見込まれています。自治体や学校と連携し、渡航前のオリエンテーションや業界向けセミナーも行うなど、幅広い教育旅行の促進に取り組んでいます。

ゴルフパッケージの魅力

また、マレーシア政府観光局は、質の高いゴルフリゾートを求めるプレイヤーのために、「ゴルフパッケージ」を発表しました。マレーシアには、160以上ものゴルフコースが点在し、温暖な気候の中で一年中プレイ可能です。キャンペーンの一環として、全国でゴルフコンペやセミナーを開催し、参加者には往復航空券などの豪華景品を提供することも計画されています。

イベントの楽しさと参加者の声

28日と29日には、一乗する参加者のためのクイズや民族舞踊、パフォーマンスなど、様々なコンテンツが充実。また、マレーシアの人気アニメキャラクターとのフォトセッションや、日本アニメアワードで受賞歴のあるコンテンツとのコラボレーションも行われました。多彩なプログラムが来場者を楽しませ、マレーシアの文化を五感で体験する素晴らしい機会を提供しました。

マレーシアの観光ブーム

2023年、日本からの渡航者数は229,892人に達し、対前年比では176％の増加を記録しました。パンデミック前の水準にはいまだ達していませんが、回復基調にあることは明らかです。この機会を活かし、マレーシア政府観光局は観光関係者との連携を強化し、さらなるプロモーションを進めていく方針です。2026年には「Visit Malaysia Year」が控えており、持続可能な観光を実現するための取り組みが期待されています。

マレーシア政府観光局は公式ウェブサイトやSNSを通じて、最新情報を発信し、今後の観光業促進に努めています。観光データなどもポータルサイトで確認可能です。