世界最軽量の「ULSA EVO」登場
ストラト・ビジョン合同会社が発表した「ULSA EVO」は、世界最軽量の超音波式風向風速センサーです。この革新的なセンサーはわずか45gで、直径50 mm、全高57 mmのコンパクトなサイズを実現しています。2026年夏の販売を目指し、同年3月7日には東京ミッドタウン・ホールでの「未踏会議2026 MEET DAY」にて実機が初披露される予定です。
終了したセンサーの歴史
ULSA EVOは、2022年に登場した「ULSA BASIC / M5B」の後継機であり、性能を引き継ぎつつ大幅な軽量化と小型化を達成しました。このセンサーは、市販の超音波風向風速計の中では最軽量であり、その性能は特にポータブル用途での利用が期待されています。
ワイヤレス機能とプログラミング対応
ULSA EVOに内蔵されているMCU(マイクロコントローラーユニット)は、ESP32-C3で、ワイヤレス機能を持ち、ユーザー自身がプログラミングすることが可能です。これにより、利用シーンに応じた機能カスタマイズが実現し、スポーツ競技やドローン搭載、インタラクティブアートなど、幅広い利用用途が見込まれています。
センサーのユニークな特徴
この超音波風速センサーは、空気の流れによって変化する「超音波の到達時間」を計測することで、風向きと風速を高精度かつ迅速に把握します。従来の可動部品を持たないため、耐久性が高く、また壊れにくいという特長も備えています。これにより、業界や研究分野での幅広い活用が期待されています。
具体的な使用シーン
想定される使用例としては、ハンディ計測、屋内気流測定、ドローンや自転車への搭載、さらにはスポーツ競技でのパフォーマンス向上などが挙げられます。特に、自転車でのリアルタイム空気抵抗測定や、ドローンによる空中の気流観測など、実用性の高い機器として開発が進められています。
技術仕様
製品種別: 超音波式風向風速センサーモジュール
寸法: 直径50 mm、全高57 mm
質量: 45 g
防水性能: なし
内蔵バッテリー: なし(有線給電のみ)
コネクタ: USB Type-C
表示部: RGB LED x1
今後の展望
ストラト・ビジョン合同会社は、気象観測用気球に搭載可能な観測装置の開発に取り組んでおり、ULSA EVOはその一環であるといえます。同社は、ポータブルな風速センシングの技術をさらに進化させ、今後の市場での普及を目指しています。
先行予約などの特典も予定されており、高い注目を集めるこの新製品。果たしてULSA EVOはどのように私たちの生活を変えていくのでしょうか。期待が高まります。