渋谷を舞台にアートを展開する「TYPELESS Vol.3」
一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントが新たなプロジェクト「TYPELESS Vol.3」を立ち上げました。これは、渋谷駅前における持続的なまちづくりを進める一環として、公共空間を魅力的にするために様々なアーティストの作品を募集するものです。昨今の渋谷は、多様な文化が交差するエリアとして注目を集めており、アートが生活に与える影響力は計り知れません。
このプロジェクトは、地域の美観を保つ目的で運営されており、特に落書きや無断でのステッカー貼付という景観問題の解決を目指しています。また、再開発中の公共空間を豊かにし、アーティストが創作活動を行える場を提供することで、渋谷の都市空間に新たな息吹をもたらすことを目指しています。
作品募集の概要
「TYPELESS Vol.3」では、特に渋谷駅マークシティ前に設置される8本の柱を舞台に、アーティストやキュレーターからの提案を募集します。対象エリアはハチ公広場と渋谷マークシティを繋ぐ横断歩道となっており、駅を利用する人々や訪日観光客に向けて、ここに掲出するアート作品を制作する機会です。
この公募は、2023年度と2024年度の計2回にわたり実施されており、街の景観問題を解決するための新たなアートワークを提供することを目的としています。最初の作品掲出は2026年2月を予定しており、これに向けての作品応募が本日よりスタートしました。
応募方法
応募は2025年9月1日から9月30日までの間に行われ、審査は書類審査およびプレゼンテーション形式で実施されます。特に、アーティストやキュレーターには、自身の経歴や制作活動に関する資料や、渋谷駅前で表現したいコンセプトについての説明を求めています。
応募先は指定されたメールアドレスで、必要な資料を添付して送信する形になります。具体的には、アーティスト自身の資料とともに、制作したいアートワークに関するラフ画や制作指示書を含めて提出する必要があります。
渋谷でのアートの重要性
今回の公募は単なるアートの展示にとどまらず、地域の活性化やコミュニティの形成にも寄与する重要な取り組みです。渋谷駅前エリアマネジメントが掲げる「遊び心で、渋谷を動かせ。」という理念の下、多くのアーティストと共に新たな価値を創出することを目指しています。
都市空間にアートが持つ力を改めて考えるこの機会に、ぜひ多くのアーティストが参加することを期待しています。詳細については、公式ウェブサイトやSNSでご確認ください。