タカヤの新RFID技術
2025-09-04 13:37:02

タカヤ株式会社が自動認識総合展で新機能“見えるRFID”を披露

タカヤ株式会社が自動認識総合展に出展



タカヤ株式会社(本社:岡山県井原市井原町)は、2025年9月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される「第27回 自動認識総合展」に出展します。今回は新たに開発した“見えるRFID”技術を展示し、製造現場でのデータ活用方法を提案します。

展示会について


展示会は「未来をつなぐAUTO-ID」というスローガンのもと、自動認識技術の進化を披露します。特に注目されるのは「画像認識×AIゾーン」で、業界のユーザーや新規導入を検討される方々にとって貴重な情報源となることでしょう。

出展内容


タカヤ株式会社のブースでは、次の内容での展示が予定されています:
1. RFID×IoTデータサービス
2. 入出庫作業の一括検品の効率化
3. タッチ操作による持出管理の記録
4. 重要資産の常時監視
5. ICタグへのデータ書き込み用ツール
6. 持出状況を一目で確認できる管理システム

RFID×IoTデータサービス


RFIDとIoTデータサービスを融合させた「RFID作業実績収集システム」は、工場などでのデータ収集を自動化する新しいシステムです。自律型リーダーを使用しており、HF帯・UHF帯の制御用PCや専用ソフトは不要です。インターネット環境があれば、ICタグを用いることでデータを即座にクラウドに送信できます。また、収集したデータはダッシュボード機能により視覚的に管理され、「作業実績の見える化」を実現します。

面白い新機能“見えるRFID”


新開発の“見えるRFID”は、液晶タッチパネルを装備した自律型リーダーです。このデバイスは、現場でRFタグの読み取り状況をリアルタイムで表示でき、データの収集漏れやオペレーションミスを防ぐ助けとなります。複数のRFタグデータを一括で送信することで、「誰が」「いつ」「何を」の情報を管理しやすくなり、データ整理がスムーズに進むでしょう。

効率化を実現する一括検品


タカヤの展示では、据置型RFIDリーダライタとパッケージソフト「入出庫プラグイン」の連携による一括検品システムも紹介されます。このシステムは、ゲートを通過するだけで入出庫を完結させることを可能にし、在庫数の把握も容易になります。これによりRFIDを基幹システムにプラグイン感覚で追加導入できることが特徴です。

持出管理の未来


ICタグを用いた持出管理システムは、持出・返却履歴を記録し、記入漏れや紛失を未然に防ぐことを目指しています。今回の展示では、工具や測定機器の持出管理に関するデモも行われる予定です。

常時監視で棚卸ゼロを目指す


タカヤの技術が可能にするのは、管理対象物の在庫状況や移動状況をリアルタイムで監視することです。1台のリーダライタで最大8台の棚アンテナを接続可能なため、コストパフォーマンスにも優れています。カンバン棚やかんばんカードの常時監視デモも展示会で行われます。

その他の展示内容


バーコード情報をRFIDに簡単にエンコードできるソフトウェアや、鍵の持出状況を管理するRFID鍵管理ボードの紹介も行います。様々な新技術が登場し、今後の業界への影響が期待されます。

展示会概要


  • - 展示会名: 第27回 自動認識総合展
  • - 開催日: 2025年9月10日(水)~9月12日(金) 10時~17時
  • - 会場: 東京国際展示場(東京ビッグサイト) 西展示棟 2ホール
  • - 展示ブース番号: A-36
  • - 事前登録: こちらから登録可能

タカヤ株式会社について


タカヤ株式会社は1894年の創業以来、織物業からスタートし、1966年には電子機器部を設立しました。現在はRFID関連製品や万引き防止装置を中心とした多様な電子製品事業を展開しています。


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会社情報

会社名
タカヤ株式会社
住所
岡山県井原市井原町661-1
電話番号
0866-62-2015

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