横浜美術館が生まれ変わる!
2024年3月に「第8回横浜トリエンナーレ」でリニューアルオープンした横浜美術館。約3年の大規模改修を経て、2025年2月には全館オープンを迎えます。
リニューアルオープンを記念し、1年間を通して、横浜美術館ならではのテーマを掲げた企画展が開催されます。
オープニングを飾るのは「おかえり、ヨコハマ」展
2025年2月8日から6月2日には、横浜美術館のコレクションを活かした「おかえり、ヨコハマ」展が開催されます。
この展覧会では、「横浜」という土地に根ざした人々、文化、そして歴史に焦点を当て、横浜の多様な姿を浮き彫りにします。
開港以前の横浜に住んでいた人々から、現在170か国籍を超える市民、横浜発の意外なプロダクトまで、さまざまな角度から横浜の魅力を紹介します。
注目は佐藤雅彦展と日韓現代美術展
「おかえり、ヨコハマ」展に続く企画展として、佐藤雅彦展(仮称)と日韓現代美術展(仮称)が予定されています。
佐藤雅彦展では、教育番組やCM、インタラクティブアートなど、佐藤雅彦が40年以上にわたる活動の軌跡をたどり、その独創的な表現方法や思考方法を紹介します。
日韓現代美術展では、1945年以降の日本と韓国の現代美術の関係史を紐解き、両国の美術における共通点や差異、そしてそれぞれの国の意外な側面を探ります。
新収蔵作品特別展示も開催
2024年7月5日から7日には、現代美術家・淺井裕介の新作《八百万の森へ》の特別展示が開催されます。
この作品は、横浜市内の土を使用し、多くの人々との交流を生み出した力作です。横浜美術館のコレクションに加わったばかりの本作品を、この機会にぜひご覧ください。
横浜美術館で充実した時間を過ごしましょう
横浜美術館は、日本のモダニズム建築の巨匠、丹下健三によって設計された、迫力のあるシンメトリーな外観が特徴です。
吹き抜けの開放的なグランドギャラリーや24万冊を超える蔵書を誇る美術図書室、ワークショップを行うアトリエなど、充実した施設が揃っています。
国際的な港町・横浜にふさわしい美術館として、開港以降の近・現代美術を幅広く鑑賞することができます。
ぜひ、横浜美術館を訪れて、充実した時間をお過ごしください。