京都栄養医療専門学校でネパール料理講習会を開催
京都栄養医療専門学校において、ネパール人の留学生が教えるネパール料理講習会が開催されることが決まりました。この特別な講習会は、2024年8月6日(火)の10:00から13:00まで行われ、ネパールの人気料理「モモ」とそのソースを作ることができます。今回は、講師として留学生が自主的に参加し、彼らの文化を共有する機会となります。
講習会の詳細
講習会は、京都市右京区嵯峨天竜寺瀬戸川町の京都栄養医療専門学校内で行われます。料理の内容は、ネパールで非常にポピュラーである「モモ」と呼ばれる料理を軸に、トマトソースにごまやピーナッツを加えた特製のソースを合わせて作ります。
開催の背景と主催者の思い
この講習会のアイデアを考案したのは、栄養士科1年生の田中あゆみさん。彼女は、クラスメイトであるネパール出身の留学生たちとの交流を通じて、ネパールの魅力をもっと知りたいという想いを抱くようになりました。そして、大学内のサークル「AF(Active Foodies)」を通じてこの企画を実現することを決意しました。この活動を通じて、異文化交流を促進し、地域社会にネパール文化を広めることを目指しています。
留学生の声
講習会に参加するネパールの留学生、レジマさんとルビーさんにインタビューしました。彼らは、講習会の計画がどのように進んだのかを語ってくれました。
「私たちが、クラスメイトからネパール料理を紹介したいという意見を聞いたことがきっかけです。実際にネパール料理のお店に行って色々な料理を味わい、その中でも『モモ』が特に人気だったので、これに決めました。」とレジマさん。
ルビーさんも続けて、「モモは日本でも馴染みのある餃子によく似ています。皮の中に肉や野菜を詰めて蒸したり揚げたりする料理です。ソースも、トマトをベースにした特製のもので、非常に美味しいし、家庭でも愛されています」と説明します。
彼らの夢は、卒業後に母国に戻って栄養士の学校を設立することです。「日本語の学習は難しいですが、目標に向かって努力するつもりです」と力強く語る姿が印象的でした。
交流の場「Active Foodies」
京都栄養医療専門学校の学生有志による団体、Active Foodiesは食に関する興味と探求心を持つ学生たちが集まる交流の場です。この活動を通じて、学年や学科を超えた学生同士のつながりを育んでいます。
京都栄養医療専門学校とは
この学校は、管理栄養士や栄養士、医療事務などの専門的な知識を習得するためのカリキュラムが組まれています。関心のある方は、学校の公式サイトでコース情報を参照してください。