MoffとMCBI社が手を組む理由
日本社会が直面する認知症の問題に対して、株式会社Moffは新たな挑戦を始めました。同社は、MCBI社との連携を通じて、認知症予防に特化したオンライン運動サービスを提供することになりました。この動きは、超高齢化社会における重要な健康課題への対策の一環であり、今後の高齢者福祉のあり方を変える可能性を秘めています。
迫りくる認知症の危機
厚生労働省の予測によると、2050年には認知症患者と軽度認知障害(MCI)の合計が1,200万人に達し、65歳以上の約3割を占めることが見込まれています。さらに、2024年1月には「認知症基本法」が施行されることに伴い、国民一人ひとりが認知症に対する理解を深めていく必要があります。このような背景の中で、Moffはこれまでにも様々なサービスを展開し、認知症対策に努めてきました。
新サービスの内容
今回、新たに取り組む「eコグニケア powered by Moff」は、MCBI社が提供する「MCBIメンバーズ」に参加する会員向けの認知症予防オンライン運動サービスです。このサービスは、自宅から手軽に参加できるため、多忙な日常においても取り組みやすいのが魅力です。神戸大学が研究した運動教室やMoffが開発したデジタル体力測定、さらには認知機能検査や健康づくりセミナーが組み合わさっており、総合的に健康をサポートします。
参加方法
利用者は、パソコンやスマートフォンを通じて自宅で簡単にレッスンを受講できるため、時間や場所を選びません。詳細情報は、MCBI社の公式サイトで確認することができます(
MCBIメンバーズ詳細)。
さらなる展開へ
Moffは今後も、高齢化社会に向けた健康課題の解決に貢献すべく、「Moffバンド」を活用した様々な運動サービスを提供していく予定です。地域自治体や研究機関、企業との協力により、幅広くシニア層向けの運動・リハビリサービスを展開していく方針です。
Moffが目指す未来
「家族を活き活きと元気に」をテーマに、Moffは介護施設や病院での運動やリハビリを支援するサービスを提供しています。同社のモーションセンサー技術を活用することで、利用者は楽しく運動を続けられる環境が整っています。また、自宅にいるシニアやプレシニア層の健康を促進するオンラインサービスも展開しており、今後もさらなるサービスの充実を図る予定です。
会社概要
- - 社名: 株式会社Moff(MOFF, INC.)
- - 代表者: 土田 泰広(社長)
- - 設立: 2013年10月
- - 事業内容: モーションセンサーを活用した運動・リハビリサービス
- - 本社所在地: 東京都港区三田1丁目3-40 天翔オフィス麻布十番101
- - URL: Moff公式サイト
高齢化が進む中、Moffの取組みには期待が寄せられています。今後のサービス展開にぜひ注目していきたいですね。