鈑金塗装業の先駆者、株式会社山幸に後継者募集
群馬県桐生市に位置する「株式会社山幸」は、昭和30年に創業され、長年にわたって自動車鈑金と塗装に携わってきました。その歴史は、創業者である内山さんの父が自動車の塗料販売から始まります。内山さんは翌世代としてこの事業を引き継ぎましたが、現在、次の後継者を探しています。
創業の背景
この会社のスタートは、内山さんのお父様の独立から始まりました。もともとは他社で働いていた彼が、自らの会社を持つべく決意したのです。以降、自動車の塗料や鈑金塗装に加え、オイル販売やコンクリート圧送業も行い、特に長野オリンピックを背景にさまざまな建設工事に関与しました。これによって株式会社化が実現しました。
内山さんは、高校卒業後に東京の塗料製造会社で技術スタッフとしての経験を積み、修行を重ねました。その結果、平成3年から4年にかけて父の会社を受け継ぎ、今に至ります。
会社の理念と現在の課題
内山さんの言葉を借りれば、最も嬉しい瞬間は「お客様が喜んでくれること」。「愛車が綺麗になって戻ってきた」と笑顔を見せるお客様を見ることほど、やりがいのある仕事はないと語ります。しかし、業界の変化や経営への課題も存在しています。
特に、自社修理工場を持つ企業の増加や電気自動車の普及によって、鈑金塗装業は次第に減少していくと考えています。これにより、内山さんは鈑金・塗装の技術やノウハウを他の分野で活かすことを模索し始めました。
後継者に求める条件
「株式会社山幸」は、今回のあとつぎ募集において、以下の条件を求めています。
- - 自社で鈑金塗装を行うことができる法人
- - 独立を目指している鈑金塗装工場で働く個人
法人の場合、整備工場や中古車販売との相乗効果が見込まれ、自社内で鈑金塗装を展開可能です。個人の場合も、独自のスタイルでのカスタマイズが可能です。
会社のサポート体制
また、内山さんは後継者となった方への一定期間のサポートも計画しており、「株式会社山幸」の持つ認証の引継ぎも行います。これにより、新たな事業での鈑金塗装業を希望される方々にはチャンスが広がります。興味がある方には、詳細情報の提供も行っています。
連絡先
後継者募集についての問い合わせは、下記までお願いします。
まとめ
自動車鈑金塗装での豊かな経験を持つ「株式会社山幸」は、新たな未来をつなぐ後継者を探しています。歴史ある会社を次世代へと受け渡すこのチャンスを、ぜひご検討ください。