新たな社会変容を目指す一般社団法人ジャーニー・ホームの挑戦
2024年9月30日、藤村隆氏、佐藤淳氏、大島奈緒子氏、廣畑達也氏の4名によって設立された一般社団法人ジャーニー・ホーム(Journey Home)は、2つの重要な課題としてエクイティ(社会的不平等の解消)とインナーウェルビーイング(内面的な健康)に焦点を当て、社会の変容に向けた新しいアプローチを提案しています。
この団体は、社会の課題に直面しながらも、内なる成長を遂げ、さらなる外的環境の変化を促すための「旅路」を共有することを目指しています。
社会課題への新しい視点
現代の社会は、以前にも増して多様な課題を抱えています。政治的、経済的な問題に加え、心の健康や人間関係など、解決すべき問題は山積しています。ジャーニー・ホームはこれを受け入れ、個人と社会が共に成長していけるような流れを作ろうとしています。
「私は何をしたいのか?」という問いに対して、各個人が自分の願いに目を向け、仲間たちと共に未来を手繰り寄せることが、社会を前進させていく力になるのです。
エクイティジャーニーとラーニングジャーニー
エクイティジャーニー
エクイティジャーニーは、社会に染みついた不平等や、過去のトラウマ、偏見などに向き合うプロジェクトです。この旅は、自分自身の過去と向き合い、他者との関係性を見直すきっかけを提供します。
ジャーニー・ホームによるこのプロジェクトでは、「私とエクイティ」というテーマを通じて、日々の選択や行動がいかに社会変容に寄与できるかを探究していきます。
ラーニングジャーニー
一方、ラーニングジャーニーは特に社会的起業家を対象にしたプロジェクトで、彼らの心の健康や内面的な成長に焦点を当てています。社会課題の解決に取り組む中で、起業家たちがストレスやバーンアウトの危険にさらされることが多く、彼らを支えるための新しいコミュニティやサポートが求められています。
このプロジェクトは、個々の心のケアを促進し、持続可能な社会的影響力を生み出すことを目指しています。
定期的に企画される二泊三日の旅を通じて、参加者同士がつながり、共感や理解を深める場を設けています。
ホームの意義
ジャーニー・ホームという名称には、「帰り道」という深い意味が込められています。どんな旅でも戻る場所があってこそ、その意義が生まれます。この団体は、旅を続ける人々にとってのホームとなり、共に成長する場を提供したいと考えています。また、帰り道があるからこそ、そこへ向かう旅が可能だという信念が、この団体の基盤にあります。
メンバーの紹介
藤村隆
ジャーニー・ホームの代表理事であり、多岐にわたる社会事業への関与を経験してきました。特に社会起業家支援において、数多くの団体の成長を助けてきた実績があります。
佐藤淳
「変容の共踊者」として、多くの社会変動に携わっており、特に東北復興や子どもの貧困問題などに注力しています。
大島奈緒子
環境問題に深い関心を持ち、建築士として活動しながら、地域の森林保全などにも取り組んでいます。
廣畑達也
社会起業家に対する取材や書籍の編集を通じて、ソーシャルイノベーションをテーマにした活動を展開しています。
一般社団法人ジャーニー・ホームは、これらの旅を通じて、個人と社会の両方が成長できる未来を実現するための重要な役割を担っています。
彼らの活動は、より良い社会を築くための新たな道標として、多くの人々に影響を与え続けることでしょう。
お問い合わせ
一般社団法人ジャーニー・ホームの詳細や活動については、公式ウェブサイトをご覧ください。
ジャーニー・ホーム公式サイト