株式会社インゲージ、画期的な「MCP連携」を発表
株式会社インゲージは2023年10月に、コミュニケーションプラットフォーム『Re:lation(リレーション)』のAI社員機能において、新たに「MCP連携」を可能にする機能の提供を始めました。この機能により、AI社員がNotionやSlack、Salesforceなどの外部ツールとシームレスに接続し、業務効率を大幅に向上させることが期待されます。
AI社員の進化
AI社員は従来の生成AIとは違い、定型的な情報提供に留まらず、外部ツールに接続することによってリアルタイムで業務に必要な情報を活用できるようになります。これにより、ユーザーは自社で使用している様々な外部サービスをAI社員に接続し、AIがその情報を参考にしながら回答を行うことが可能になります。
AI社員は、仕事を行うための「ツール」を使用する設計がなされており、統計によるとすでに世界中で1万以上のMCPサーバーが運用されています。この規格はAnthropic社によって策定されたもので、さまざまなサービスとの接続が迅速に可能になるのが特徴です。
背景と必要性
社内において、社員は単に知識を持つだけではなく、業務を円滑に進めるための様々なツールを効果的に利用しています。しかし従来のAI導入では、外部システムにアクセスできないことが多く、実務における限界が存在しました。「AI社員」は、業務の中で必要な工具を持っている人間の社員と同じように情報を扱える点が大きな魅力です。
MCP連携の機能
MCP連携機能は、専門的なプログラミングを必要とせず、管理画面上で外部サービスへの接続設定が可能です。認証機能には、標準的な認証トークンに加えOAuth認証にも対応しており、これにより安全に外部サービスへ接続できます。サービス数に上限もなく、複数のツールとの同時連携が可能です。
例えば、Notionで社内のナレッジを知り、Salesforceで顧客の状態を確認し、Slackで担当者とコミュニケーションをとることが瞬時に行えるのです。これにより業務の可能性が広がるだけでなく、迅速な対応が実現されます。
具体的な活用シーン
実際の利用例として、顧客から契約プランの変更に関して問い合わせがある場合を考えてみましょう。AI社員はCRMに保存された契約情報を確認し、必要な社内マニュアルを参照した上で、最適な回答を作成します。その後、応対内容をSlackを通じて担当者と共有することで、一連の業務フローを完結させることができます。
このように、MCP連携はAI社員がサポートする業務範囲を拡大し続け、企業の成長に寄与することでしょう。今後もMCPに対応した新たなサービスが増えることから、さらなる可能性が期待されています。
Re:lationとは
『Re:lation』は、様々な問い合わせ窓口を一元管理するプラットフォームです。顧客対応の可視化やAIによる質問の支援、タスク管理までを効率よく行えます。業務進捗の把握による適切な運用を実現し、6000件以上の導入実績を誇っています。これにより、企業の生産性向上に貢献しているのです。
会社情報
株式会社インゲージは、大阪府に本社を置き、クラウドサービスを開発・提供しています。代表取締役社長の和田哲也が率いるこの企業は、業務改善に向けて新しい技術の導入に力を入れています。これからも、ユーザーのニーズに合わせたサービスを展開していくでしょう。