ソフトバンク株式会社のグループ企業であるMICEプラットフォーム株式会社は、2024年6月25日に提供するスペース予約管理システム「MICE Booking Cloud」のサービス名を「MICEEE(マイシー)」へ変更したと発表しました。
この名称変更は、MICE業界のDX化を加速させ、会場運営企業の業務効率化を支援するために行われました。
近年、新型コロナウイルス感染症の収束を背景に、貸会議室やホテルなどの会場を利用した対面でのイベント開催が増加しており、MICE業界は急速に回復しています。それに伴い、会場を提供する運営企業側の業務効率化の必要性が高まっています。
「MICEEE」は、クラウド型のサービスであり、定期的なシステム改修が行われるため、運用管理が容易です。また、会議室に特化した予約システムとして、売上集計や数字の管理業務をデジタル化することで作業効率化を実現します。
実際に、「MICEEE」を導入した株式会社ハッチ・ワークでは、売上報告書作成の作業工数を10分の1以下に効率化し、売上をリアルタイムで報告することが可能になりました。
ハッチ・ワーク代表取締役社長の増田知平氏は、「MICEEE」導入の決め手として、ソフトバンクグループのMICEプラットフォームが貸会議室運営に深い理解を持つことや、同社のサイトを通じて顧客獲得を期待できることを挙げました。
「MICEEE」は、MICE業界のDX化を推進し、会場運営企業の業務効率化を支援する重要なツールとなることが期待されます。
MICE業界のDX化を推進するMICEプラットフォーム株式会社が提供するスペース予約管理システム「MICE Booking Cloud」が「MICEEE」に名称変更したことは、業界にとって大きな変化と言えるでしょう。
従来のアナログな業務からデジタル化への移行は、多くの企業にとって課題でしたが、クラウド型のサービスである「MICEEE」は、その課題解決に大きく貢献する可能性を秘めています。
特に、売上集計や数字の管理業務の効率化は、多くの企業にとって喫緊の課題であり、「MICEEE」のようなシステムの導入によって、業務効率の向上と売上アップが期待できます。
また、リアルタイムでの売上報告が可能になることで、経営状況を把握しやすくなり、より迅速な意思決定にもつながります。
「MICEEE」は、MICE業界のさらなる発展を促進する重要なツールとして、今後ますます注目されていくでしょう。