廃棄寸前の野菜を使った生パスタ、プロジェクトが進行中
国産野菜を原料とする生パスタのプロジェクトが注目を集めています。この取り組みは、フードロスを減らすことを目的に行われ、すでにクラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE』で目標を超える成果を上げています。現在までに2,500食を突破し、支援総額も100万円を超えたとのこと。多くの消費者からの支援と応援が寄せられているだけでなく、プロジェクトチームは今後さらに500名の支援者達成を目指しています。
フードロス問題に立ち向かう背景
日本国内では毎年500万トン以上のフードロスが現れています。その背景には、農家が抱える様々な固定販売価格の問題や、見栄え重視な販売環境が影響していることが、関係者の声から明らかになっています。最近のコロナ禍により、特に突発的な要因が増加したとも言われており、こうした課題により廃棄野菜が多く生まれています。このプロジェクトでは、単なる一時的な取り組みではなく、持続可能かつ健康的な食文化の実現を目指しています。
健康的な食生活の新たな選択肢
近年、健康志向の高まりのなかで、添加物を用いた栄養補完が問題視されています。そんな中、プロジェクトチームは毎日の食生活に添加物を使わず、国産野菜をふんだんに使用したパスタを開発しました。これによって、家族にも安心して食べさせられる食品を提供するとともに、飽きが来ない美味しさを追求しています。
商品の特徴
『畑のベジパスタ』には、以下のような特徴があります:
1.
国産野菜100%使用:フードロスを減らすため、廃棄野菜の一部を活用しつつ、国産の素材を使用しています。
2.
不足する野菜を手軽に摂取:日本人の平均的な野菜摂取量が不足している中、1食分で不足の70gを簡単に取り入れることができます。
3.
ビーガン対応:動物性素材を使わず、誰でも美味しく楽しめるよう工夫されています。
パスタの種類と製造の協力
今回、3つの種類のパスタを開発しました。これに合わせて、各パスタに最適なソースも進行中です。
- - ブロッコリーパスタ:栄養豊富な国産ブロッコリーを使用。
- - かぼちゃパスタ:免疫力向上に役立つかぼちゃを皮ごと使用。
- - 5種雑穀パスタ:食物繊維とたんぱく質が豊富な雑穀をバランス良くミックス。
製造は株式会社フジキン光来が担当し、業界での長年の経験を活かして健康面と美味しさを両立。常温保存が可能で、常備食としても適しています。プロジェクトは3月20日まで続き、さらなる支援が求められています。フードロス問題に興味をもったメディア関係の方々は、ぜひ問い合わせを歓迎します。