ルレ・エ・シャトー世界大会が東京で開催!
2023年11月28日から、東京でルレ・エ・シャトーの世界大会が開催されます。この大会は過去60年以上にわたり、協会の設立1954年から毎年行われてきたもので、世界各国のホテルやレストランのオーナー、シェフ、ゼネラルマネジャーなどが集まります。4日間にわたるイベントでは、年次総会やネットワーキング、ショーケースなど、多彩なプログラムが用意されています。
日本が世界に発信する食と文化
今年の大会では、特に日本の伝統的な食文化や地方の魅力が強調されます。日本独自の自然や食材、文化を世界に向けて発信することで、ルレ・エ・シャトーのメンバーに日本の本当の素晴らしさを知ってもらう事を目指しています。数々のプログラムを通じて、日本の文化を多角的に展示し、参加者がその価値を理解する機会を提供します。
食にまつわるカンファレンス
大会のクライマックスである11月30日には、著名なシェフや来賓を招いた「食」に関するカンファレンスが明治記念館で開催されます。全国から選りすぐった食材を使用して、日本のシェフ11人が特別に調理した料理の試食会も行われる予定です。この試食会には各地の食材生産者が招かれ、参加者たちが直接コミュニケーションを取る機会も設けられます。
さまざまな食材が取り入れられた料理を通じて、参加者は日本の豊かな食文化を体験できます。さらに、日本酒や国産ワイン、日本の工芸品も紹介され、国際的な参加者に広くアピールされます。
日本のシェフたち
今年の大会には、日本を代表する11人のシェフが参加します。彼らはそれぞれ地方の特色を活かした料理を提供し、日本の食文化を国内外に広める役割を果たします。以下のシェフたちが名を連ねています:
- - 岡崎陽介(レストラン サンパウ、東京・日本橋)
- - 松尾英明(柏屋、大阪・吹田)
- - 三國清三(オテル・ドゥ・ミクニ、東京・四谷)
- - 田邉真宏(ヒカリヤ ニシ、長野・松本)
- - 渋谷圭紀(ラ・ベカス、大阪・淀屋橋)
- - 小山裕久(青柳、東京・麻布台)
- - 山口浩(神戸北野ホテル、兵庫・神戸)
- - 音羽和紀(オトワレストラン、栃木・宇都宮)
- - 中道博(レストラン モリエール、北海道・札幌)
- - 髙木慎一朗(銭屋、石川・金沢)
- - ドミニク・ブシェ(ドミニク・ブシェ トーキョー、東京・銀座)
(順不同)
齊藤忠政氏のメッセージ
ルレ・エ・シャトー日本・韓国支部の支部長である齊藤忠政氏は、大会が日本で開催されることを大変喜ばしく思っていると語っています。彼は、海外からのメンバーにも日本独自の「自然・食・文化」を体験してもらい、その素晴らしさを世界に広めてほしいとの思いを述べています。
この世界大会を通じて、参加者全員が日本の魅力を再確認し、ルレ・エ・シャトーの理念を共有する素晴らしい機会となることでしょう。今回の大会が、多くの人々に日本の食と文化を知ってもらえるきっかけとなることを期待しています。