エアトリバスと工房の新たな連携
株式会社エアトリは、株式会社工房が運営する高速バスの予約システム「発車オ~ライネット」とのAPI連携を開始した。エアトリバスは多岐にわたる事業を展開しており、特に旅行関連サービスを主力とした企業である。この連携により、高速バスの予約がより便利に行えるようになることが期待されている。
高速バス予約サービス「発車オ~ライネット」とは?
「発車オ~ライネット」は、高速バス事業者様向けの予約システムで、バスの運行情報や予約可能な座席情報をリアルタイムで連携している。顧客はWEB上で手軽に高速バスの予約ができ、便利なコンビニ発券サービスも提供されている。また、多言語対応の予約サイト「Japan Bus Online」も運営しており、特に訪日外国人観光客に向けたサービスの強化を図っている。これにより、日本への旅行を考えている外国人へのアクセスが容易になる。
API連携による利便性向上
今回の連携では、工房が提供する「発車オ~ライネット」から、エアトリのプラットフォームへのリアルタイム座席在庫情報が流れる仕組みが構築された。これにより、エアトリのサイトを利用する旅行者は、はっきりとした空席情報や運賃を確認できるようになる。このAPI連携は2025年10月29日から段階的に運用が開始される予定だ。
業績への影響
エアトリによると、今期の業績への影響は軽微と考えられているが、今後の事業の発展に寄与することは明確だ。顧客に対し、より良いサービスの提供を続けることで信頼を築き、関係各社との協力を深めていく方針を示している。エアトリは今後もサービスの向上と事業の拡大に注力するという。
企業情報
エアトリ
- - 本社:東京都港区愛宕グリーンヒルズMORIタワー19F
- - 代表者:柴田 裕亮
- - 証券コード:6191
- - 公式サイト
工房
- - 本社:埼玉県川口市本町三丁目2番22号
- - 代表者:成田明正
- - 資本金:9900万円
- - 公式サイト
まとめ
エアトリと工房のAPI連携は、旅行者に対して高速バスの予約をさらに快適にする重要なステップであり、業界全体にポジティブな影響をもたらすことでしょう。旅行は変化し続ける中で、利便性が求められる時代に、テクノロジーの力を借りながらサービスを進化させていく企業の姿勢は注目されます。