平安神宮で贈る春の音楽祭「紅しだれコンサート2019」
2019年4月4日から7日の4日間、京都の平安神宮で行われる「紅しだれコンサート」。このイベントは、平安遷都1200年を記念して平成元年から毎年実施され、すっかり春の風物詩となっています。特に、夜桜300本がライトアップされる中でのコンサートは、訪れる人々に幻想的な時間を提供します。
豪華な出演者たち
今年も、豪華な出演者が揃っています。初日の4日はオカリナ奏者として名高い宗次郎、5日はチェリストの溝口肇、6日は日本の雅楽を代表する東儀秀樹、最終日の7日は「紅しだれカルテット」が演奏します。それぞれのアーティストが持つ独特な表現力と魅力を、春の夜に響かせることでしょう。
ロマンチックなライトアップ
コンサートでは、南神苑と東神苑の紅しだれ桜が特別にライトアップされ、夜の静けさの中での音楽とのコラボレーションが楽しめます。会場には客席を設けずに、自由に神苑を散策しながら、音楽と共に雅な風景を味わえるのです。桜の薄いピンク色がライトに照らされ、幻想的な空間が広がります。
京都の春を味わう特別な体験
紅しだれコンサートは、単なる音楽イベントにとどまらず、日本の春の美しさを全身で感じられる貴重な機会です。背景には、緑に囲まれた池や、花々の香りが漂う中での音楽体験が待っています。搬入される楽器の音が風に乗って広がり、参加者は自分自身を神社の空気に包まれながら心地よく楽しむことができます。
走り続けて30年、変わらぬ情熱
「平安神宮 紅しだれコンサート」は、ようやく30年の歴史を迎えました。この間、出演者こそ変わりますが、コンサートを取り巻く自然や景色は、一切変わることなく、毎年新たな感動をもたらしています。春になると多くの人々がこのイベントを楽しみに訪れる理由は、まさにこの情熱に他なりません。京都の春を彩る大人気イベントの開催時期が近づいています。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳細情報
開催情報
- - 開催日: 2019年4月4日(木)〜7日(日)
- - 場所: 平安神宮(京都市左京区岡崎西天王町)
- - 時間: 18時15分〜21時(最終入場20時30分)
- - 入場料: 2,000円(前売り1,700円)
チケット情報
チケットは、京都新聞の公式サイトや多様な販売チャネルで購入可能です。訪れる予定の個々の方は、事前にチェックし、スムーズに入場できるよう準備をしておきましょう。
最後に
「平安神宮 紅しだれコンサート2019」は、忘れられない春の思い出となるでしょう。京都の美しい夜を音楽で彩るこの特別なイベントを、ぜひともご体験ください。