新機能「逸脱抑制サーベイ」でコンプライアンス教育の効果を可視化
株式会社Maxwell's HOIKOROは、業界初のHRアプリ「TSUISEE」に新たな機能を追加しました。その名も「コンプライアンス教育・逸脱抑制サーベイ」。この機能により、コンプライアンス教育の実効性を可視化し、組織が抱える逸脱リスクを明確化することが可能となります。
現状の課題と真の組織変革の必要性
現在、多くの企業が実施しているコンプライアンス教育は、形式的で表面的なものに留まっています。このような教育は全社一律の内容が多く、受講者の職務やリスク特性に基づいた十分な設計が行われていないのが実情です。この結果、受講者は「自分ごと」として捉えられず、コンプライアンス違反やハラスメントが続出する現象が起こっています。
さらに、組織全体が常にリスクを抱えた状態にあることが、さらなる不安定要因を引き起こし、コンプライアンス担当者は無力感に苛まれることが多いです。こうした状況を克服するには、コンプライアンス教育を単なる形式的なものからの脱却し、真の組織変革へとつなげる重要な取り組みが求められています。
コンプライアンス教育・逸脱抑制サーベイの特徴
新機能の導入により、以下のような特徴があります:
1.
研修内容や形式に応じた効果測定
研修の種類に応じて、その効果を可視化します。例えば、ハラスメント防止や情報セキュリティの研修が該当します。また、対面研修だけでなく、動画やe-learningにも対応し、多角的な分析が可能です。
2.
逸脱リスクに基づく研修設計の提案
組織が法令やルールから逸脱しやすいかどうかを解析し、リスクを減少させるための重要なポイントを明示します。そして、研修内容や実施方法を最適化し、全体のコンプライアンス意識を向上させます。
3.
違反や逸脱を抑制する介入ポイントの明確化
組織で発生し得る違反や逸脱を抑えるために、どのような介入が必要であるかを解析技術で明らかにします。
4.
職場の危険度に基づく改善ポイントの抽出
研修で学んだ内容から逸脱を促す職場環境でも、研修内容の改善によってその負の影響を軽減できる可能性があります。職場の状態に応じて、効果的な教育のための具体的な改善策を提示します。
「TSUISEE」とは
「TSUISEE」は、人事部門や経営者向けに設計されたアプリケーションで、組織の現状を把握したり、介入策を見極めたり、実施効果を測定するためのツールです。データサイエンスや30年の経営学の知見を活用し、企業の実態を真に可視化することができます。
「TSUISEE」には、エンゲージメント分析、新入社員の退職傾向や成長状況、研修の効果測定など、9種類の解析機能が用意されています。これにより、企業の持続的成長に向けたソリューションを提供することが可能です。
会社概要
株式会社Maxwell's HOIKOROは、大阪府大阪市西区に本社を置き、代表取締役社長の前山匡右のもと、組織変革を実現するためのアプリ「TSUISEE」を開発・提供しています。
詳細はこちら: TSUISEE公式サイト
このように、コンプライアンス教育の効果を可視化することで、企業のリスク管理と組織変革に向けた取り組みをより効果的に実施できるようになります。これからの企業は、コンプライアンス教育を単なる形ではなく、実質的な変革の起点として捉えることが求められます。