茨城県境町が韓国保寧市での冬の交流イベントに参加
令和6年12月25日、茨城県境町から染谷直人町議会議員、野尻智治副町長、若手の職員ら9名が韓国の保寧市を訪れ、「2024大川冬の海 愛のフェスティバル」に参加しました。このイベントは、両都市の交流を深めることを目的としており、さまざまなアクティビティを通じて友情を育みました。
交流プログラムの概要
参加メンバーは、保寧市内の石炭博物館や開花芸術公園、さらには大川海水浴場などを視察した後、イベントに参加。特に注目すべきは、韓国で人気の「MBTI(16の性格タイプに分類するツール)」を活用した意見交換やレクリエーションが行われ、約100名が交流を深めた点です。このプログラムを通じて、参加者同士が自分の性格や趣味について理解し合う良い機会となりました。
食事を通じた親睦
イベント後、保寧市の職員との夕食懇談会が開催され、意見交換を行いました。これにより、境町の職員と保寧市の職員はお互いの文化や行政運営について深く理解する機会を得ました。特に金東一(キム・ドンイル)市長は、今回の交流が両市の友好関係を強め、持続的な文化・観光の協力につながることを期待すると述べました。
保寧市について
保寧市は、568.2平方キロメートルの面積に95,772人が暮らしている街で、かつては炭鉱の町として知られていました。しかし、1994年にすべての鉱山が閉山された後、現在は観光地へと発展しています。大川海水浴場やマッド・フェスティバルなどのイベントが行われ、年間約1,000万人の観光客が訪れる人気のスポットになっています。
このように、茨城県境町と保寧市の交流は単なる訪問にとどまらず、未来に向けた持続可能な関係を築く基盤となることでしょう。お互いの文化を理解し合い、新たな友情を育む取り組みは、両市にとって大変重要です。今後もこのような交流が続き、さらなる発展が期待されます。