デジタル島民募集
2023-10-05 14:07:15
新潟・粟島が挑むふるさと納税の新しい形「デジタル島民」の募集開始
新潟・粟島が立ち上げた新たな交流プロジェクト
新潟県の離島、粟島浦村が、人口325人の小さな島の持続可能な未来に向けて、画期的なプロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトでは、ふるさと納税を通じて「デジタル島民」としての新たな岡目が生まれ、NFT(Non-Fungible Token)技術が導入されることにより、島の魅力と価値を再構築しようとしています。
デジタル島民の応募開始
2023年10月11日(水)より応募受付が開始される「デジタル島民」プロジェクトでは、応募者に対して「デジタル島民証明証」や「島の壁画アートの共同所有権」などが返礼品として提供されます。この取り組みは、NHKでも取り上げられた注目のプランとなっており、島外に住む人々が島の成長に貢献できる新たな手段を提供します。
返礼品一覧
このプロジェクトでは、以下の5つの返礼品が用意されています:
1. 島民証明証: 粟島に描かれた壁画がデザインされた唯一無二の証明書。
2. 島民お祝い品: 粟島でしか楽しめない海産物や日本酒のセットが提供されるお祝い品。
3. 投票権: 島の未来に関する意見を投票方式で募る権利。
4. 意見募集: アプリを通しての意見募集によって、島の未来に意見が反映される仕組み。
5. イベント案内: デジタル島民に向けたイベント情報を提供。
粟島の課題と魅力
粟島は、周囲23kmの美しい自然に囲まれた離島で、多くの観光客が訪れる場所。しかし、冬季の悪天候や高齢化などが影響し、少子高齢化、過疎化の問題が深刻化しています。特に現在は、島の住民が325人と厳しい状況であり、それに伴う税収や人材不足も悩みの種です。
このような背景の中、ふるさと納税を活用することで本土との繋がりが生まれ、粟島の未来に希望を持つことができればと、粟島浦村は期待しています。多くの人々が参加することで、かつての賑やかさと豊かな自然を再生する試みが進むのです。
ふるさと納税参加の流れ
ふるさと納税に参加するためには、まずウォレット(Mata Mask)を作成し、JRE MALLで寄付を行います。この寄付金は主に教育や子育てに活用される予定です。手順としては、まずNFTの種類を選び、次にウォレットを作成、最後に申し込みを行います。また、関連する情報や手続きについては、各種リンクを通じて案内されています。
デジタル島びらきイベント
さらに、10月21日には「デジタル島びらき」イベントが開催されます。このイベントでは、スマートフォンを使った乗船手続きの体験や、デジタルクーポン使用体験などが行われ、参加者は実際にデジタル体験を通じて粟島とのつながりを感じる機会が提供される予定です。
また、粟島の魅力を直接体感できるプロレス大会も同時開催されます。このように、デジタルとリアルが交錯する新しい形の交流が実際に実現しています。
最後に
今回の取り組みを通じて、粟島浦村は新たな未来への可能性を見出しています。デジタル島民として参加することで、特別な体験が味わえると同時に、地域の振興を応援することができます。ぜひこの機会に、粟島に関心を持ち、参加してみてはいかがでしょうか?
会社情報
- 会社名
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粟島浦村
- 住所
- 新潟県岩船郡粟島浦村粟島浦村日ノ見山1513-11
- 電話番号
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