転職サービス「doda」が示す年収アップの傾向 2026年版
パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」は、2025年10月から2026年3月に同サービスを利用して転職した人を対象にした年収アップの傾向を発表しました。この調査によると、全体の64.1%が年収をアップさせており、その平均額は109万4,383円に達しています。今回はこの調査結果を詳しく見ていきましょう。
年代別の年収アップ状況
年代別のデータでは、最も年収がアップしたのは「25~29歳」で、割合は67.9%です。一方、年収アップ金額の最高額は「35~39歳」の131万2,602円となりました。このように、20代後半から30代後半にかけては年収のアップ額が高まる傾向が見られ、40代前半までは半数以上が年収アップを実現していました。
業種別に見た年収アップ
業種別に分けると、最も年収が上昇したのは「インターネット/広告/メディア」で、年収アップの割合は72.1%にのぼります。一方、平均アップ金額は「金融」が最も高く、132万4,805円となりました。全体で見ても、ほぼ全ての業種で年収アップが100万円を超えており、特にインターネット業界が強い結果を示しました。
職種別の年収アップ率
職種に焦点を当てた場合、「技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)」が74.8%という割合で年収アップしています。平均アップ金額も132万3,998円で、引き続き技術職が最も収入向上に寄与していることが確認できました。その後にクリエイティブ職や事務職が続いています。
転職パターン別の結果
転職パターンに関しても興味深い結果が出ました。異業種・異職種への転職でも61.2%が年収アップを達成しています。このことは、転職を通じて新たな道が開ける可能性を示しています。また、同業種・同職種への転職でも66.0%が年収をアップさせており、効果的な運用が求められることを意味します。
男女別の年収アップ比較
性別によるデータを見ても、男性が63.4%、女性が65.4%とほぼ同様の結果が見られました。とはいえ、平均給与のピークの年代には違いがあり、男性は35~39歳で136万7,883円、女性は45歳以上で119万8,560円と、特定の層で女性が平均アップ金額を超えるケースが観察されました。
年収アップ成功の背景
この調査が示すように、近年では人材不足が顕著となりつつあり、多くの企業が採用時の提示額を引き上げています。特にIT関連職やエンジニア職においては求人倍率が高く、転職市場は売り手市場となっています。これにより、年収アップが実現しやすい環境が整いつつあるのです。
転職の目的と満足感
年収アップを目指すだけでなく、自分自身が何を求めるかを見極めることが重要です。「環境を変えたい」「家庭との時間を充実させたい」といった自分の価値観を元にした転職活動が、結果的に効果的なものとなるはずです。
自分のキャリアを自分で切り拓く「キャリアオーナーシップ」を発揮することで、より満足のいく転職活動が行えるでしょう。これらを踏まえ、自分に最適な転職戦略を練り上げることが、今後の成果ににつながるのです。
ご興味がある方は、dodaの公式ウェブサイトにて更なる詳細情報をご確認ください。