SANKOが進める海外人材事業が日本市場の労働力不足を救う

SANKOが日本の労働市場に新たな風を吹き込みます

日本の労働市場において、特に飲食業や水産業での人手不足が深刻な問題となっています。株式会社SANKO MARKETING FOODS（本社：東京都中央区、証券コード：2762）は、この課題を解決すべく、2023年12月25日に設立した合弁会社「SANKO INTERNATIONAL」を通じて、海外人材の採用および紹介事業を本格化させました。

労働力不足という現実

日本全体での労働力不足は依然として深刻です。この状況は特に、SANKOが注力する飲食業や食品製造業において顕著です。日本政府は訪日外国人の受け入れを推進する中、SANKOもまた、海外からの特定技能生や技能実習生を新たな戦力として加えることで、この課題に立ち向かう姿勢を見せています。

SANKO INTERNATIONALの設立と展望

設立されたSANKO INTERNATIONALは、特にベトナムを中心としたネットワークを活用し、2024年7月からの本格的な海外人材の採用に向けた準備を進めています。これまでの半年間で、35名の特定技能生と17名の技能実習生が受け入れられ、今後も30名を迎える予定です。

この迅速な展開は、SANKOグループがベトナムに飲食店を出店し、現地のコミュニティとの強固な関係を築けたことが背景にあります。さらには、インドネシアなど他の国々とのネットワーク形成も進めており、今後の拡充に期待が寄せられています。

国内での実践と成果

受け入れた海外メンバーたちはすでに現場で重要な戦力となっており、特に年末年始の忙しい時期においては、その貢献によってスムーズな営業を実現しました。自社の水産加工拠点でも、技能実習生が模範的な勤務態度を示していることが、他の労働者に良い影響を与えています。

他社への紹介を通じたさらなる展開

SANKO INTERNATIONALは、自グループ内での成功事例をもとに、他社への人材紹介も行っています。多くの企業が人手不足に悩む中、飲食業を中心とした幅広い業種に対して海外人材の提供が可能です。企業ごとのニーズに合わせた日本語コミュニケーション能力や専門スキルを有した人材の受け入れについて、受け入れ済みの企業からも高い評価を得ています。