企画展「ワールドワイド活版印刷 Worldwide Kappan」の魅力
2026年6月6日から10月25日にかけて、東京都新宿区にある「市谷の杜 本と活字館」で特別な企画展が開催されます。それが、活版印刷と本づくりをテーマにした「ワールドワイド活版印刷 Worldwide Kappan」です。本展では、世界各地の活版印刷の現状とその重要性について深く掘り下げます。
活版印刷は、グーテンベルクによって15世紀に確立され、その後、世界中にその技術が広がりました。しかし、今日、印刷技術はデジタルに移行しつつあり、活版印刷が主流の印刷方法ではなくなっています。それにもかかわらず、今もなお、各地で活版印刷を未来へつなげるための活動が行われています。
本イベントでは、活版印刷を支える人々、例えば活字を作る鋳造所や、印刷を行う設備を持つ工房などが紹介され、どのようにしてこの技術が次世代に受け継がれているかが展示されます。また、活版印刷の文化を保存し伝える施設も取り上げられ、訪れる人々にその精髄を伝えます。
活版印刷の地域差
活版印刷は国や地域によって受容の仕方や技術が異なります。日本では19世紀に活版印刷技術が根付き、今もその技術を受け継ごうとする熱心な人々がいます。本展では、日本の活版印刷における特色や、その技術がどのように進化してきたのかを理解できる貴重な機会となるでしょう。
この企画展は、同館の開館5周年および大日本印刷の創業150周年を祝う特別なイベントでもあります。1876年に日本で活版印刷所として誕生したDNPが、その150年後に活版印刷の今を紹介することは、大変意義深いことです。
開催概要と詳細な情報
- - 会期: 2026年6月6日(土)~10月25日(日)
- - 会場: 市谷の杜 本と活字館 2階展示室(新宿区市谷加賀町1-1-1 大日本印刷株式会社)
- - 開館時間: 10:00~18:00(月・火休館。ただし祝日の場合は開館)
- - 入場料: 無料
- - 主催: 市谷の杜 本と活字館
市谷の杜 本と活字館は、印刷プロセスを肌で体験できる“リアルファクトリー”としても知られています。昭和初期の印刷機が稼働する様子や、活版職人による作業を間近で観察できる動態展示が行われています。また、訪問者自身が活版印刷を体験できるワークショップも開催されており、参加型の学びの場を提供しています。
この特別な展覧会を訪れることは、活版印刷の歴史や文化を理解する貴重な機会です。皆さんもぜひ足を運んでみてください。
市谷の杜 本と活字館の公式ウェブサイトはこちら