AR/VR教育の新時代
2023-02-10 10:00:01
VRIA京都が厚労省と経産省の認定を取得しAR/VR教育の新時代を開く
新たなデジタルトランスフォーメーション(DX)時代を迎える中、AR/VR技術への需要が高まっています。そのような流れの中で、株式会社クロスリアリティが運営するVRIA京都が、厚生労働省の専門実践教育訓練給付制度並びに経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル認定講座)に認定されたことが発表されました。これにより、VRIA京都が提供する「AR/VR専門家育成プログラム」が2023年4月1日より対象となります。
このプログラムでは、受講者は一定の条件を満たすことにより、受講料の50%(年間上限40万円)が支給されます。さらに、プログラムを修了し、1年以内に雇用保険の被保険者として就職した場合には、受講料の70%(年間上限56万円)で給付金を再計算し、差額が追加支給される仕組みが整っています。この制度により、参加者が経済的な負担を軽減でき、学びに専念できる環境が整いました。
AR/VR専門家育成プログラムの詳細
VRIA京都が提供する当プログラムは、XR分野で20年以上の実績を持つ技術パートナーと共同で開発された、世界基準のカリキュラムに基づいています。内容は、3.5ヶ月にわたる講義とプロジェクトベースの実践演習を組み合わせており、座学ではAR/VR開発の全プロセスを学習します。
具体的には、初学期ではAR/VRの基礎知識から開発プロセスまでを網羅し、後学期では実務経験を重視したプロジェクトベースラーニングを通じて、業界のニーズに応じた即戦力となるスキルが育成されます。また、メタバースや最新の技術トレンドにも対応し、カリキュラムは随時アップデートされることが特徴です。
教育制度の背景
厚生労働省の「専門実践教育訓練給付制度」は、労働者が自らのキャリア形成を円滑に行えるようサポートするために設けられた制度です。この制度により、受講者は教育訓練に必要な経費の一部をハローワークから補助されることが可能です。
さらに、経済産業省による「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」は、DX人材の育成やリスキリングを促進し、産業界が抱える人材不足問題を解決する狙いを持っています。
VRIA京都の今後のビジョン
VRIA京都は、このような認定を受けたことで、ますます多くの受講者が新しい技術を学ぶ機会を得ることができます。DX人材不足や次世代育成への取り組みを通じて、設立当初のビジョンであるXR分野の人財育成に尽力していく方針です。今後も産業界の変化に対応した教育プログラムを展開し、より多くの方にAR/VR技術を学ぶ機会を提供していく予定です。
今後の参加者のためにも、このプログラムを通じてAR/VR技術の新たな可能性を探求し、成長していく環境がさらに充実していくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社クロスリアリティ
- 住所
- 京都市右京区太秦西蜂岡町9番地東映京都撮影所内 VRIA京都
- 電話番号
-
075-862-1806