新ブランド「アグリホームクリニック」が誕生
2025年6月1日から新たにスタート
医療法人AGRIEは、創業10周年を機に、これまでの「メドアグリクリニック」から「アグリホームクリニック」へと名称を変更します。この新しいブランド名には、医療の質をさらに向上させ、地域のニーズに応えるという理念が込められています。
ブランド名の由来と想い
「アグリ」という名前には、2つの意味が込められています。一つは「Agriculture(農業)」で地域を耕し育てること、もう一つは「Agreement(合意)」で信頼と約束を表しています。このブランド名からは、「地域で生活する人々に寄り添い、その健康を支える」という強い意志が伺えます。
成長と進化
90人以上の医療従事者との連携が実現した新たな医療モデル
10年前、医療法人AGRIEの設立当初は、有料老人ホームに強い医療を提供するクリニックとしてのスタートを切りました。しかし、時代が進むにつれ、提供する医療の形態は変化しました。今では、個人宅や他の老人ホーム、グループホームなど、様々な場所で24時間365日体制で在宅医療サービスを提供するシステムが整いました。
「アグリホームクリニック」となることで、在宅医療がさらに多様化し、地域のさまざまなニーズに応えられる体制を目指しています。これにより、8900名以上の患者とその家族に対し、より質の高い医療を届ける基盤が整います。
理事長の伊藤俊一郎氏の決意
「医療は何よりもその人の生活に寄り添うものであるべき」と語る伊藤理事長。10年という節目を迎え、「アグリホームクリニック」として新たな挑戦を始める理由について、彼は「地域を支える医療」というビジョンを語ります。
「この新しいブランド名には、医療の質の向上および社会問題に取り組む姿勢が反映されています。今後、日本における少子高齢化問題や地域の格差といった難問いへ、具体的な対策を講じていく所存です」。
今後の展開
テクノロジーを駆使した新たな医療システムの構築
アグリホームクリニックは、これからの医療の多様性に応え、地域包括ケアシステムにも積極的に貢献していく計画です。高齢者や障がい者、子育て世帯など地域の多様なニーズに応じた支援体制を構築し、特にICTを活用した遠隔診療の拡大を見据えています。
また、地域包括ケアの促進により、中小病院の再生を進めることに注力し、更には医療を中心とした社会課題解決型ビジネスへの取り組みも推進します。
結論
アグリホームクリニックには着実な未来が待っている
今後、在宅医療の質をさらに高め、地域共同体に寄与することを目指すアグリホームクリニック。患者とその家族が住み慣れた地域で安心して生活できるように、スタッフ一人ひとりが全力で支えていく姿勢を感じさせます。新たなブランドとして、今後も地域の医療をリードし続けることでしょう。
この新たな一歩が、日本の医療に与える良い影響を期待しています。