クオンタムソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区)は、2026年8月24日にBlackwell Cloud Co., Limitedを対象にした新株や新株予約権の第三者割当を通じ、約4.94億円の資金調達を完了したことを発表しました。
今回の資金調達により、4,046,000株の新株を発行することで485,520,000円、さらに新株予約権の発行から8,131,860円がクオンタムソリューションズに払い込まれました。今後、すべての新株予約権が行使されれば、985,680,000円の追加資金を調達する可能性があり、最大で約14.79億円の資金が確保されることになります。
この明確な資金調達の完了は、同社が日本国内においてAIDC(AIインフラストラクチャ)事業を立ち上げるための初期投資を具体化するもので、NVIDIA B300 GPUサーバーを活用したGPUコンピューティングサービスやAIインフラサービスの展開がメインの目的です。具体的には、32台分のGPUサーバーの調達を進めるために、その一部を使用するとしています。
さらに、今後の資金調達を進める中で、AIDC事業の立ち上げを新株予約権の行使の有無に関わらず計画していく意向です。これにより、借入資金を含むさまざまな資金を駆使して事業を推進する姿勢を示しています。
また、日本における生成AIの開発が進んでいる現状において、クオンタムソリューションズは、経済産業省やNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が提供する計算地域の保証などの要素を背景に、AIDC事業を支えるための基盤を構築し、AI技術の社会実装に寄与することを目指します。
資金調達策には、Blackwellによる新株及び新株予約権の活用以外にも、CVI Investments, Inc.を対象とした第17回新株予約権の発行が進行中であり、特にこれがすべて行使された場合の資金は約18.01億円に達する見込みです。この資金調達の流れを活かし、AIDC事業に必要な様々な設備投資や運営資金の準備を進めていく考えです。
さらに、CVIが保有していた過去の新株予約権における潜在株式数の削減も実施する方針で、これにより4,890,000株の減少が見込まれています。このようなリファイナンスに取り組むことで、企業の資本や財務基盤の最適化を図ることも狙いです。
クオンタムソリューションズは、AIインフラやデジタルアセット事業を中心にして成長を図る企業であり、その成長基盤の強化をしっかりと進めながら、長期的な企業価値向上を目指します。この新たな資金調達が、同社のビジネス展開にどのように影響していくのか、今後の動向が注目されます。
【クオンタムソリューションズ株式会社について】
クオンタムソリューションズは、AIインフラストラクチャ(AIDC)や次世代テクノロジー事業に取り組む上場企業で、AI関連の成長市場に着目した事業展開を進めています。