論文採択の知らせ
2024-09-12 19:07:23

進化計算国際会議でスキルアップNeXtの論文が採択!

進化計算国際会議での快挙



進化計算の分野において注目の国際会議「PPSN 2024」に、スキルアップNeXt株式会社の取締役CROである斉藤翔汰氏が共著者として参加した論文が採択されました。この論文は、「CMA-ES for Discrete and Mixed-Variable Optimization on Sets of Points」というタイトルで、オーストリアのハーゲンベルクで2024年9月に開催されるこの権威ある会議の場で発表されることが決定しています。

日本を代表する技術者たちが集まるこの国際会議では、進化計算に関する重要な研究が発表されます。斉藤氏は横浜国立大学大学院で博士課程に在籍しながら、研究活動を続けており、その成果の一端が国際的に認められたことは大きな喜びとともに、今後の研究活動への励みともなるでしょう。

共同研究の背景



斉藤氏は、株式会社サイバーエージェントの「AI Lab」で活動する濱野椋希氏、野村将寛氏、そして横浜国立大学の教育推進機構に所属する内田絢斗氏、さらに総合学術高等研究院の白川真一氏との共同研究によって、この論文が作成されました。共同研究は、異なる専門領域の研究者が集まることで、多角的な視点と深い洞察をもたらすことができるため、より革新的な成果が期待されています。

CMA-ES-SoPの提案



論文では、ブラックボックス最適化手法の一つである「CMA-ES-SoP」を提案しています。この手法は、連続的な変数と特定の座標集合の中から最適な候補点を選び出すために開発されました。具体的な応用例としては、風力発電において風車の羽の角度や設置位置を最適化する問題が挙げられます。この取り組みは、環境配慮型のエネルギー効率向上に寄与し、持続可能な社会の実現に向けて重要な一歩となることでしょう。

実世界の問題への応用



CMA-ES-SoPは、風車の設置問題以外にも、自動車や航空機設計など多くの実用的な最適化問題へ応用可能です。これらの技術は、様々な業界のイノベーションを促進し、効率的かつ持続可能なソリューションを提供することが期待されます。また、最適化技術の進展により、複雑な問題解決が以前よりも容易に実現可能となるでしょう。

スキルアップNeXt株式会社の取り組み



スキルアップNeXtは、先端領域に特化した人材育成や組織開発を支援するサービスを提供しています。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やAIに関する人材育成プログラムは特に評価されており、900社以上の企業が利用し、延べ8万人以上の個人がスキルを向上させています。さらに、最近ではグリーントランスフォーメーション(GX)の支援にも着手しており、将来の社会における持続可能な成長を目指しています。

未来への展望



スキルアップNeXtは、今後も技術革新の加速に対応すべく、次世代の人材を育成し続けることで、日本企業の成長に貢献していくつもりです。今回の国際会議での成果は、その一環として、より広く社会に影響を与える基盤を築くことでしょう。今後のスキルアップNeXtの活躍に、ぜひご期待ください。

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会社情報

会社名
株式会社スキルアップNeXt
住所
東京都千代田区神田三崎町3丁目 3−20VORT水道橋Ⅱ 5F
電話番号

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